過労やいじめによるうつ病や自殺など、時折ニュースでも心の病気が話題になります。
心の病である精神疾患が注目されている現代、心理カウンセラーのニーズも高まっています。
心理カウンセラーの資格
心理カウンセラーは複数の資格の総称で、その資格は多岐にわたります。児童カウンセラーや音楽療法士、臨床心理士、などいくつか例を挙げるだけでもかなりの種類があります。
それぞれに必要となる試験内容も異なり、勉強する内容も違います。しかしすべてに共通する精神症状も見られるため、必要な勉強内容が重なることもあるでしょう。
特定の試験の勉強を進めることで他の試験対策が進んでいく可能性は低くありません。とはいえ、まずは一つ最も興味のある資格を選んでその資格に注力し対策していきましょう。
アレもコレもと目移りしてしまうと十分に集中することができず、勉強の効率としては良くないと言えます。細かな説明は割愛しますが、下記のような民間資格の中からあなたにあった資格を選ぶところからスタートしましょう。
心理カウンセラーの種類
- 児童カウンセラー
- 臨床心理士
- 音楽療法士
- メンタルケアカウンセラー
- メンタル心理カウンセラー
- 産業カウンセラー
心理カウンセラーになるために学ぶこと
また心理カウンセラー資格を学ぶ上では、精神的な疾患だけでなく、カウンセリング技術や精神分析の学習も必要な場合があります。
とにかく心理カウンセラーの仕事は精神病や症状の種類から内容や原因の解明、精神分析、カウンセリングなど学ぶことが多岐にわたります。国家資格ではないとはいえ、かなりの量の知識を習得する必要があるのです。
心理カウンセラーになるための勉強時間
心理カウンセラーになるためには当然のことながらかなりの知識が必要となることが分かりますが、心理カウンセラーの資格をこれからどのように活かして行きたいのかということによって、それに必要な勉強期間も大きく異なります。
ただカウンセリングの知識を身につけたいと考えているのであれば、半年ほどの勉強時間で十分と言えるでしょう。一方で心理カウンセラーとして仕事をしていきたいと思っているのであれば、やはり最低でも1年ぐらいの勉強時間が必要です。
またこれらは勉強の仕方によっても大きく異なるでしょう。スクールに通って資格取得を目指すのであれば、スクールのスケジュールにより勉強時間も異なります。週一回であればかなりの時間がかかり、自分のライフスタイルに合わせて勉強することはできますが、集中した勉強時間が取れない分勉強時間が長くなってしまうといえます。
逆に毎日通うものであれば、集中的に通い比較的早く資格取得が可能となるでしょう。
通信講座のときにはある程度の勉強時間が決められますが、あくまでも自分で勉強することになるので勉強時間にもズレが生じます。毎日頑張ることで短期間で資格取得が可能となり、反対に自分の生活を優先するのであればそれなりの時間がかかります。
ご自身でどれだけ復習するかも重要です。一度勉強したことを忘れないよう効率よく勉強すれば、1ヶ月~3ヶ月程度の期間であっても合格できる水準に達することも可能でしょう。
参考 一般社団法人 全国心理業連合会
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