成功者に多い考え方の「自己肯定感」!その特徴と自己肯定感が低い人が多い理由

自己肯定

失敗しても気にしないポジティブなタイプの人っていますよね。
彼らの様になりたいと思った事がある人も多いのではないかと思います。

自己肯定や自己否定という言葉を聞いたことはありますか。
失敗しても気にしないポジティブなタイプの人を「自己肯定感が高いといいます。目標に向けて前向きに挑戦を続けられるので、成功を掴みやすいタイプです。

しかし多くの人は「どうせ自分がやっても成功できない」「上手くいかないのは自分がダメ人間だからだ」と考えて身動きが取れなくなってしまうことも。このような考え方を自己否定といいます。
自己肯定感の高い人は成功を掴みやすい傾向にありますが、実は全人口の10%程度しかいないという見方も。今回はそんな自己肯定」や「自己否定に注目して紹介します。

自己肯定・自己否定とは

自己肯定感を簡単に説明すると、
「自分自身を認める感情」「自分の存在意義や価値に対して積極的に自己評価できる感情」のことです。

シンプルに「自信」といってもいいかもしれません。
いわゆる自信を心理学的な表現にしたのが、自己肯定感です。

それに対して「自分の存在を否定してしまうこと」を自己否定と言います。
誰もが自分に自信が持てない時もありますが、エスカレートしてしまうと自分の存在価値すら見失ってしまったり、人生を諦めてしまうこともある危うさを持つ考え方です。

自己肯定感があると自分の行動に自信が持てるので、物事を前向きに受け止められます。
これは物事が成功しやすくなるだけでなく、実は人間関係の構築にも役立っています。自分を許せるということは他人も同様に許せるということ。

自分だけでなく周囲にも良い影響を与えてくれるのが、自己肯定感の高い人の魅力です。

自己肯定感が高い人の特徴

自己肯定感が高い人は、成功を掴むだけでなく、周囲にも良い影響を与えてくれます。具体的にはどのような特徴を持っているのかをチェックしていきましょう。

物事を肯定的に捉えられる

自己肯定感が高い人は、物事を肯定的に捉える能力に長けています。成功した時はもちろん、失敗した時も「これは成功するために必要なことだった」と前向きに結果を受け止められるのです。

また、自己肯定感が高い人は自分の思いついたアイデアに対して、成功のイメージを掴みやすいのも特徴です。普通の人が「こんなに上手くいくわけがないよな」と、ハナから諦めてしまうのに対し、自己肯定感が高い人は「この問題がクリアできれば成功できそう」と、具体的な問題点に注目できます。

精神的に安定していて、ストレスに強い

自己肯定感が高い人は、自分の成功の可能性を心から信じることができます。だからこそ、ちょっとした失敗や障害があっても、精神的に安定した状態でいられる点が強みです。

また、多くの人が「何も成し遂げられない自分に存在価値がない」と感じてしまう中、自己肯定感が高い人は「何もできなくても自分は存在してもいい」と考えています。だからこそ、悪いことがあってもすぐに気持ちを切り替えられるのです。

他人に優しくできる

自己肯定感が高い人が影響を与えるのは自分だけではありません。周囲の人の価値観も認めることができ、その考え方を尊重するので、自然と一緒にいて心地が良い存在となるのです。

例えば仕事の進め方がすごく独特な人がいたとして、どのようなアプローチをしますか?早い方法を知っていれば「このやり方を覚えて」と伝える人がほとんどかもしれません。しかしこれは言い方によっては相手のやり方を全否定してしまいます。

自己肯定感が高い人は、いったん相手のやり方を認め、受け止めた上で判断します。「私もあなたのやり方を試してみたんだけど…」と告げた上で改善方法や問題点を指摘するので、言われた側も素直に話を受け入れやすいんですね。

自己肯定感が高い人が少ない理由は?

自己肯定感が高い方が人生において有利な気がしますが、どうしてもネガティブな考え方から抜け出せない人もいるはずです。自己肯定感が身につかなかった理由の1つとして、生育歴が関係しているとの考え方もあります。自己肯定感が高い人の割合が少ない理由について考察してみました。

親に否定されて育った

本来子どもは、親に全面的に肯定されたり、小さなことでも賞賛を受けることで自信を身につけます。しかし虐待を受けたり、常に否定されたまま育つと、自分に自信がないまま成長してしまいます。その結果、どうしても「自分は間違っている」「自分がダメ人間だから失敗したんだ」と消極的な考え方を持ってしまいます。

親や先生に認められずに育った

虐待や否定がなかったとしても、褒められたり認められる経験がないまま育ってしまった場合、自己肯定感が身につかないケースがあります。

例えばテストでいい点を取ったとしても「このぐらい取れて当然」「このぐらいで満足されたら困る」などと言われた経験はありませんか。このような育ち方をしていると、自分が成功を掴んだ時でも「これぐらいで満足していてはいけない」と成功を素直に受け止められません。

物事を自分で決めずに育った

実は過保護すぎるケースでも自己肯定感が身につかないことがあります。かわいい子どもに失敗してほしくないからといって、親がすべて決めてしまった場合です。

例えば洋服。自分で選んだ洋服に対して「その服かわいいね」「着こなし方がおしゃれだね」などと言われると、自分の選択が周囲に認められる経験につながります。

しかし過保護すぎる親の場合は「ダサイ恰好をして周りにバカにされたら可哀相」といって洋服を決めさせなかったり、子どもが自分で選んだ洋服に対して「そんなのかっこ悪いからこっちにしな」と言って無理やり変えさせて、自分で決める機会を与えません。

日本人には自己肯定感が低い人が多い

日本人は相手を立てて自分を落とすコミュニケーションが良かれとされていますよね。だからこそ、他の国と比較しても自己肯定感が低い人の割合がとても多いとのデータもあるようです。

例えば飲み会で「〇〇ちゃん、かわいいね」と話題になったとします。そこで「ホント?ありがとう!」と素直にお礼を言うと、「あの子はちょっと図々しい」と影で言われてしまうことも少なくありませんよね。

逆に「そんなことないよ!」「〇〇ちゃんほどじゃないよ」と謙遜するのが正解との考え方が浸透しています。日本の文化は、場面によっては自己肯定感が高い人が否定されてしまう傾向にもあるので、自然と自己否定をしてしまう人が多くなってしまいがちとの考えもあります。

自己肯定感を高める方法

人生において得をすることが多いのが自己肯定感の高い人ですが、実はトレーニング次第で自己肯定感を高めることも可能です。具体的に、以下のような方法が挙げられます。

  • ネガティブな考え方をポジティブにかえる
  • 自己肯定感ノートを作る
  • 自己肯定感を高められるアプリを使ってみる

詳しい方法は以下の記事で紹介していますので、あわせて参考にしてくださいね。

自分を認めて成功を掴もう!自己肯定感を高める方法【ノート・アプリ】

まとめ

今回は、物事を成功に導く考え方の1つである自己肯定感について紹介しました。簡単に言ってしまえば、自己肯定感とは「自分を認めてあげる能力」であり、高ければ高いほど「自分ならできる」と信じて、困難に立ち向かうことができます。

しかし日本独特の価値観から、日本人の中で自己肯定感が高い人は少ないのが現状です。最後に紹介した自己肯定感を高める方法も取り入れつつ、成功に向かってひたむきに努力できる価値観を身につけてくださいね。

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