図書館で勉強する注意点は?効率的に利用するための方法を解説

図書館は書籍をたくさん備えているほか、静かな環境が整っているので勉強に最適な場所といえるでしょう。しかし、図書館に行けば勉強に集中できるわけではありません。また、漫然と勉強するだけでは図書館のメリットを活かせていない可能性もあります。今回は、図書館で勉強する際の注意点や効率的に利用するための勉強法を紹介します。

図書館で勉強する際の注意点

図書館には勉強の効率を妨げる要素があります。私が今まで図書館を利用した経験をもとに、代表的な注意点を4つご紹介します。これから図書館を利用するという方はぜひ参考にしてください。

私語が気になる場合がある

集中できるイメージのある図書館ですが、子供や学生などの私語が気になって勉強に専念できないことがあります。直接注意するという方法もありますが、とても勇気がいるほか、トラブルに発展するケースもあり得るので、あまりおすすめできません。

私がよく使っていた方法は図書館のスタッフに騒がしさを伝えることでした。間接的に注意できるので、ストレスを感じずに問題を解決できます。

忘れ物をすると勉強に支障をきたす

図書館で勉強する際に手を抜いてはいけないのが持ち物の準備です。ノートや参考書などを忘れると勉強の計画が崩れます。私の場合、単語カードをよく利用していたのですが、図書館に行く際にうっかり忘れてしまいました。

ちょっとした忘れものでしたが、いつもの学習スタイルが崩れたことで、その後の勉強に集中できなかったことを覚えています。図書館に行く前には、図書館の座席に着席した状態をシミュレーションして、必要なものを忘れていないか確認するようにしましょう。

席が埋まってしまう

図書館で勉強すれば集中できると考えている人は自分だけではありません。ほかの人にも同様で、さまざまな世代の人々が訪れます。そのため、深く考えずに図書館に出向くと、席が埋まっていて引き返さなければならない事態も起こり得ます。

特に注意したいのが休日です。私が使っていた図書館では、お昼過ぎにはほとんど席が埋まってしまうことがほとんどでした。休日に図書館を利用する場合は、午前中には図書館に到着するように心がけましょう。

勉強と関係のない本を読んでしまう

図書館には、雑誌や漫画、趣味の本など、勉強に関係のない本がたくさん配置されています。私は、学習スペースに向かう経路に小説が配置されているのを見かけ、小説を手に取ってしまった経験があります。その後、1時間ほど読みふけってしまい、なかなか勉強に着手できませんでした。

このままではまずいと思い、図書館カードを作成して本を借りることにしました。借りることを決めると後で読めるという感覚になったのを覚えています。気になる書籍があったら思い切って借りるようにしましょう。

図書館を効率的に利用するための勉強方法

図書館は自宅と異なる環境が整っているので、うまく活用することができれば勉強効率を高めることが可能です。私自身がよく試していた勉強方法の中で効果が高いと感じたものを中心にピックアップしました。図書館をうまく使いこなせていないのであれば、気になったものをぜひ試してみてください。

図書の書き写し

図書館に所蔵されている本を利用しない手はありません。しかし、一度ですべてを読むのは時間的に難しいです。自分で用意したノートに必要な部分を書き写すと効率的です。この方法であれば書籍を借りて家に持ち帰る手間もかかりません。

この方法を続けた結果、最終的に自分が知らなかったことがノートにまとまっていき、他の参考書よりも要点が詰まったノートが完成しました。参考書の購入費も削減できるので、本当におすすめできる勉強方法です。

過去問演習

自宅で過去問演習をすることもできますが、家族から用事を頼まれたり、テレビやゲームなどの誘惑が頭をよぎったりすることもあります。その点、図書館では演習を妨げる要素は基本的にはありません。しかも、静かな環境はテスト本番と同じような雰囲気に似ています。

そのため、過去問を解くことでテスト本番の雰囲気をシミュレーションできます。私は、座っている人をほかの受験者と考えることで、より試験の雰囲気に近づけるようイメージを高めていました。目前に受験を控えている方はぜひ試してみてください。

音声学習

私語がうるさい時の対処法として役立ったのが音声学習です。イヤホンを耳栓代わりにすることができ、音声で騒音を打ち消せます。

ただし、音量を上げすぎると他の利用者に迷惑をかける恐れがあるのはいうまでもありません。耳に付ける前にイヤホンから音が漏れていないかを確認し、私語が聞こえなくなるくらいの音量に調整しましょう。

散歩学習

図書館といえども長時間勉強すると集中力が切れます。そこでおすすめしたいのが、図書館から外に出て散歩をすることです。

散歩しながら勉強したことを思い出していると、復習できるだけでなくわからなかったことについて新たな考え方がひらめくことがあります。図書館の周辺に公園や歩道が整備されている場合に取り組んでみてください。

まとめ

以上、図書館で勉強する際の注意点や効率的な勉強方法について、私自身の経験を交えながらご説明しました。図書館の使い方はあくまで人それぞれです。最終的に自分が勉強しやすい方法を見つけていくことが大切といえるでしょう。今回紹介した注意点や勉強方法を参考として、図書館を勉強に役立てていただければ幸いです。

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