「なんだかやる気が出ないなあ・・・。」
「勉強しなくちゃいけないのは分かるんだけど・・・。」
モチベーションを維持できず、ダラダラしてしまう気持ちとっても分かります。
しかし、勉強を本当に続けたいならモチベーションに頼ってはいけません。
継続に必要なのは仕組みです。
モチベーションが無くても行動できるようになれば、目標実現はすぐそこです。
今回は勉強(学習)を仕組み化するためのポイントを紹介します。
モチベーションのコントロールは難しい
勉強をし続けるのはほとんどの人にとって苦痛です。
例え最初はやる気満々だとしても、時間が経つにつれモチベーションを維持するのは難しくなります。
なぜなら、行動に移してみると上手くいかないことのほうが多いからです。
学校・資格の勉強をする場合、やる気を下げるさまざまな要因があります。
- 問題の内容が分からず、正解できない
- テレビ番組やYouTubeが気になってしまう
- 友人から遊びに誘われる
- 集中すると疲れる
- 授業・仕事の後に時間を作るのが大変
我慢ばかりで成果が少なければ、嫌になってきますよね。
あなただけではありません。
人の意志は弱い、だからこそモチベーションを上げるための情報が溢れているのです。
モチベーションを上手くコントロールできれば一番です。
しかし、「今日はモチベーションが低いからいいや・・・。」と勉強をやらない言い訳にしてしまうことも。
モチベーション関係なく行動できるような仕組みづくりを考えましょう。
仕組みがあればモチベーションが下がってもOK!
何かをしなければいけない時、いちいちモチベーションに左右されていてはパフォーマンスが安定しません。
しかし、仕組みを利用すればモチベーションに関わらず行動できます。
仕組み化のポイントを3つ紹介します。
ポイント①とりあえず始める
即効性があり、とにかく簡単なのが「少しだけやる」と決めてしまうことです。
モチベーションは無視してください。
いきなり「1時間勉強する」と決めてもなかなか厳しいので、まずはハードルの低い行動をします。
「面倒くさい」・「嫌だなあ」・「なんとなくだるい」と思ってもできる程度で構いません。
- 1分だけ机の前に座る
- 1ページだけ読む
- 1問だけ解く
とにかくやり始めることがポイントです。
人間には「作業興奮」という仕組みが備わっています。
手足・脳を動かすことで、やる気の元であるドーパミンが出ます。
何気なく始めた部屋の掃除が、「ここも綺麗にしたい」「あれは捨てよう」とにいつの間にかテンションが上がった経験はありませんか?
0から1へと自分を動かすのはエネルギーを使いますが、1から2・2から3へと進むのは案外簡単です。
少しでもやっていると段々と気分が乗ってくるはずです。
ポイント②習慣と結びつける
今ある習慣と結びつける形で勉強時間を作ると、ストレスを感じにくくなります。
例えば通学・通勤時間です。
学校や職場に行く時・帰る時に電車に乗るという行動は何も考えずできますよね。
このような習慣に勉強を加えましょう。
席に座ったら、本・テキストを開くように癖をつけるのです。
「満員電車で動けない!」という方も大丈夫です。
スマホアプリでも勉強できますし、オーディオブック・オンライン講座など音声だけで勉強する方法も充実しています。
他にも、
- 昼食を終えたら問題を解く
- 歯磨き中に単語を10個覚える
など、ちょっとした積み重ねが大切です。
一度習慣が身につけば、モチベーションに左右されずに体が動きます。
いつもしている行動に勉強をプラスできないか考えてみましょう。
ポイント③宣言する
目標をまわりに宣言してしまえば後に引けなくなります。
応援してくれる人をガッカリさせたくないですし、目標を達成できなかったらダサいですよね。
強制的に挫折しくい環境へ自分を追い込みましょう。
人から見られているとつい頑張ってしまう心理現象を「ホーソン効果」と言います。
有名な「ピグマリオン効果」と近い意味ですが、どちらにしても他者からの期待・注目・関心によって生産性が上がります。
ただ、言っただけで満足しないように気をつけてください。
コツは大きな目標を宣言し、さらに毎日の行動結果を発表することです。
例えば「TOEICで900点取る!」という目標に対して、
- 過去問:◯ページ
- リスニング:◯分
といった今日取り組んだことを伝えます。
相手は友人・家族でもいいですし、TwitterなどのSNSを利用するのも一つの手でしょう。
SNSなら同じような目標を持っている人と励ましあえるので、特にサボってしまいがちな人には効果的です。
誰かに宣言することが目標達成への第一歩です。
まとめ
学校・資格の勉強を続けたいならモチベーションに囚われないでください。
以下のポイントを押さえれば、モチベーションが高い時も低い時も関係なく行動できるようになるはずです。
- ポイント①とりあえず始める
- ポイント②習慣と結びつける
- ポイント③宣言する
仕組みを利用し、目標を実現しましょう。
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