【2020年で最後!】センター試験の対策と模試について

模試対策に自習をする生徒

2019年1月19日と20日にセンター試験が実施されました。

センター試験は翌2020年1月に実施されるものを最後に廃止され、それ以降は大学入学共通テストに代わります。

来年、最後となるセンター試験を受験される方が良い結果を残せるよう、本記事が参考になれば幸いです。

センター試験直前期は特に模試活用がオススメ!

毎年センター試験の近くになると「試験は近いけど、学習の優先順位、センターと二次試験、どっち優先がいいのかなあ?」なんて迷う方が多いようです。

ところが、その切り口はNGです。

試験本番が近づいてきたら、この1年間のあらゆる模試を活用した学習方法がおすすめです!

今回は「センター試験直前期はとくに模試活用がオススメ その理由は?」と題して、模試がおすすめされる理由や、センター試験対策はいつどうやって行うべきかなどをまとめてご紹介します。

統一模試は仕上がりを判定するゲージ!

模試にもいろいろ種類があります。

この特徴は、模試活用や全体の学習計画内では、実は「絶対に押さえておきたいポイント」なのです。

通常、統一模試といえば「その学年に限ったもの」あるいは、「3年生と既卒を対象にしたもの」、そして「東大京大など一部の志望校別」のものがあります。

最後の1つは例外的に、他の大学よりも出題範囲が広いため、学習スケジュール割り付けや、在学中に取り組まなければならない履修範囲も大きく異なる大学受験生に特化したタイプで、より受験生間の相対的成績が重要視されるタイプのもの。

それ以外の統一模試では、次のような特徴があります。

たとえば、国公立大学受験生にとっては、ほぼ100%を目指したいテスト「××年統一模試」であれば、学年ごとのその時期に終えておきたい基礎力確認問題が豊富。

現在の学習完成度、学習範囲の網羅性について各問題内順位、偏差値確認から得ることができます。

春の統一模試

中でも、春の模試は前学年までの中で、授業でやることは一通り網羅し、さらに先行して覚えておくことができる、初歩の数学問題(基礎問や必須問題と公式)、各科目の単語などを網羅しているケースも多くあります。

この出題構成では「ここまでの学年での習熟度判定」といった意味合いが強いもの。

問題文を持ち帰って、苦手だった問題や、ちょっと時間がかかった問題、間違った問題などに分類して、コピーしたり転記したりしてストックし、正しい解き方を自分でノートにまとめていくのも良いでしょう。

模試の手応えが十分なら、その問題からの延長にある少し難しい問題や範囲のものも、問題集からピックアップして実力をつけておけば良いでしょう。

秋の統一模試

秋の始めの模試では、学校によって進度も異なるその学年での授業内容について、前半から中盤を手厚く出題し、残り部分は大問1問の中でも進度に応じて正答率がかなり異なる配点や内容で出題されていることもあります。

実施時期の多少ずれた予備校や主催元によっては、既にこの時点で統一模試でありながら、受験に必要な全範囲の必須+αの問題がまんべんなく網羅され出題されているところもあります。

この出題構成は(よほど遅れた学校でない限りは)この時期には少なくとも、この配点内容でも満点が目指せることを表しています。

その上で、基礎力全体の確認と受験期の単元間複合問題や、科目内の他の基礎知識も含む複合問題などもあわせて出題されていることもあります。

このタイプのテストは幾度も繰り返しつつ周辺の問題や類似問題、あるいはそこからの発展問題などまで解くことで、苦手な問題もまとめて復習できます。

春秋のいずれの回もバランスよく出題されており、大学別模試に比較しても全体網羅的なので、復習用として実力チェックするための「ペースメーカー」的にも使えます。

それまでの模試

また、ちょっとお金はかかりますが、予備校や通信添削では学年外の模試の問題と解答冊子を買えるところもあり、前学年まででも統一模試などを受験することもできます。

高校入学と同時に、あるいは中学生のうちから非志望校型の模試は受験している方もおり、自分の学習の定着度の測定や学習速度の目安として活用している方は多いようです。

こうした模試活用については、学校によってはしっかり指導しているところもありますが、1~2年生のうちではあまり真剣に取り組まず「単にテストに出た問題を解き直すだけ」にとどまっている方もいます。

ですが、統一テストはその年に行われた他の模試における出題のベース部分でもあり、出題の傾向として受験生が掴んでおきたい問題なども含まれています。

しっかり模範解答と講評などを確認して、指摘されている単元範囲や話題などを含む問題に取り組むことで、基礎的な力も手軽につけることができます。

模試を活用した学習は、この各種の「基礎を確認する要素」も入っている統一模試各種がまずはベースとなります。

センター模試とセンター模試型通信講座は併用しよう!

さて、センター試験直前期でも、センター試験の問題集だけを回して解いていませんか?

受験勉強全体の中では、覚える内容も広いながら少なく、出題範囲も浅く、これをセンター後1ヶ月ほどで二次試験向けの問題演習に切り替えることを考えるなら、あまり真剣にセンター試験の特に過去問題だけを中心に取り組んでいてはNGです。

もし繰り返しセンター問題集だけを解いているなら、身につくのは考える力というよりは問題を認識するペースや、解答まで至る所要時間など。

この部分も、根本的にペースアップしつつ正答率を高めるなら、やはり二次試験対策も兼ねた、選択肢問題や短答、短めの記述対策の方が、センター試験自体の得点率も効率よく高めてくれます。

基礎がある程度順調に身についていて、一般的な受験校のように3年生1学期までにすべての高校時代の学習範囲が終わっているなら、この1学期内までにセンター試験問題集をまとめて解くのも終わらせておきたいところです。

センター試験で出題される内容と対策

そもそもセンター試験は基本、高校時代に覚えきっておくべき内容を切り口を変えて出題しているもの。

そのため、「一度勉強したことを忘れないこと」「毎月日頃からのセンター試験の問題演習時の時間管理」と「その年の目新しい問題対策」が、特筆すべきメイン部分に当たります。

多くの受験生は、この「センター試験の時間管理」のために、過去問10年分掲載の問題集を解くことで、時間や偏差値目安などを割り出したりといった対策を行っています。

あまりセンターでの得点が要求されないケースでは過去問3年ほどのものや、予想問題だけを解くという方もいます。

しかしそれだけでは、話題性や目新しい大問が毎年1つくらい飛び込んでくるセンター試験各科目に対応しづらいもので、二次試験対策を中心としながら「センター試験の模試型通信講座」を併用する方法をおすすめします。

あくまでも「二次試験や記述型試験側をメインに据え」て、センター試験の問題演習対策の中では、時間管理や正答率把握などを行うだけに留める方が効率的です。

センター試験対策では、志望校内での順位はかなり大切。

毎月1号程度、センターで利用する全科目のテストを受け順位や偏差値、合格可能性などを確認するタイプのものから、通信添削付きで動画授業などがあり、契約直後から十回分ほどのセンター対策テストをまとめて受験できるものなど、種類も各社豊富です。

センター試験対策講座

おすすめは、月1回タイプで全科目がセットになって1年間継続受講できるZ会。

全国の受験生の中でも「比較的上位層にある受験生たちの中での順位が毎月確認」でき、問題もセンター試験の傾向を取り入れながら、さらにちょっと頭を使わせる問題が多いことは、二次試験対策とセンター試験の間をつなぐ目安としてもちょうど良いレベルかもしれません。

またセンター試験問題を解き、しっかり解説付きで理解しながら学習を深めていきたいなら、東進のセンター講座が「自動採点に映像授業活用も」付いているのでおすすめです。

分かりやすい上、全体まんべんなく解説してくれる校風なので、センターが受験のテストのメインという方などには特に向いています。

もちろん忙しい二次試験対策の合間、電車の中や学校で、授業を見ることもできるので、細切れ時間すら無駄にせず、効率よく成績UPさせることもできます。

また、苦手な大問別に問題をまとめて解くことなどもでき、記述なら自信があるがセンターの場合はどの様に解答を絞れば良いか分からないといった方にとっても効果が上がりやすい工夫がされています。

もし、センター試験対策で、比較的余裕があるという方でも、直前の追い込み期をはじめ、万が一の成績急降下は気になるところ。

「あくまでも二次試験対策メイン」で、お守り代わりにセンタープレ模試や、冬季特訓のセンター対策の演習付きや採点付き講義などを利用しておくのが良いでしょう。

とりわけ11月以降直前期には、今年出題されるかもしれない「目新しい問題」が集中的に紹介されます。

模試の都度、模試での成績を基準に問題演習や復習を行うと、本番で思い出しやすいです!

他に大学別の二次対応模試などが、大学によっては年に4回ほど用意されています。

ですが、どちらかというとこの模試での不得意問題や時間のかかった部分、関連して気になった問題や範囲の復習を行うと、統一模試などに比べて非常に時間がかかると感じる方はありませんか?

実は各予備校の担当者も、大学別模試問題はかなり力を入れて「模試=入試対策の目安と予想問題にマッチ」して作らなければいけないノルマがあるのです。

よく予備校などの広告で見かける「××年入試 ××学部 予想的中!」という宣伝です。

そのため、予備校などによっては、今年の大学出題者よりもさらに上のクラスの退官教授などのアドバイスを受けて作っているケースまであります。

もちろん大学の問題そのものを知るわけではありませんが、その問題レベルを追いかけて作られる問題のため、内容は大学入試そのもの。

そして、その年らしい出題トレンドもまとめて入っているのです。

だからこそ、このタイプの模試を本当の入試用学習対策のメインに据えて取り組んだ方が無駄もありません。

模試を解くときに心がけること


単純に模試を受験すればよい、あるいは一度受けた模試を復習すればよいわけではありません。

模試受験をより有意義にするためのコツをご紹介します。

  • 年間を通じて志望校の模試は全て受け、問題や受験日別、復習日別に記録を付ける

各予備校とも、大学別模試に関しては1年間通じて、受験生にとって苦手ポイントを発見できるよう単元や問題構成をあれこれ工夫しています。

だから、滑り止め含めて志望校として考えているうち3校分くらいは、1年間まとめて受験しておくのがおすすめ。

まず順位や偏差値の面では、同じ志望校学科であれば第二第三希望もほぼ同じことから、それぞれの間で行き来する上位層受験生のレベル把握もできます。

答案が返却されてくる前に全体を解き直すのが一般的ですが、その関連分野を含め復習した部分なども教材別にしっかり記録を取っておきましょう。

また試験対策に割いた模試対策の科目別時間と行った単元なども含めて、単元と解いた回数や時間を横軸に、問題の出展などを縦軸に、科目単元別にまとめてチャート方式で記録して管理しておくと便利です。

色付けや数値化で残せば、モチベーションとともにその試験対策時間が有効に活用できているか、その単元以前に実は基礎力で問題があった部分がなかったかなどまでが一瞥して把握しやすくなります。

  • 受けた模試は受けっぱなしにせず、解き直し&関連する問題演習も行う

二次対策向け模試を、受けた後は答え合わせだけで終わりにするという方はほとんどいないかもしれません。

もちろんできなかった問題と、その問題に関連した問題集範囲は、スムーズに解けるまで解き直しをするのは必須です。

また、その問題を含めて、予想問題や講評の中で触れられている問題なども広く解いておくことで、年間通してほぼまんべんなく各単元から出題傾向に合わせて出される模試問題の解き直しをキーにして、記憶が引き出しやすくなります。

模試をキーにして復習すると、記憶が引き出しやすくなるには「模試受験時は、普段の受験勉強時に比べて、多くの受験生は緊張して受験している&普段とは異なる環境で試験を受けている」ことから、エピソードや場面を含めた記憶に残りやすいこともこの復習法のメリットです。

全体の学習範囲が終わっていなくても、できるところから模試の都度完成度を高めていくことで、浪人生などと完成度を近づけていけばOKでしょう。

結果として、全範囲の学習が終わったとき、成績がどのくらい伸びるかも含めてよく確認できます。

まとめ

いかがでしたか?

今回は各種の模試の特徴と、センター試験直前期は特にセンター教材だけに集中せず模試ベース二次試験対策を視野に入れた復習で行うことのメリットなどをご紹介しました。

もしここまでやってもまだ、入試で残り時間や周りの雰囲気に圧倒されがちという方は、直前講習のセンター問題演習を駆け込み的に取り入れるのも良いかもしれません。

受験そのもののピリピリした雰囲気で問題を解く練習に加えて、お正月期、周りの家族に引きずられて、つい手を抜いてしまいがちな試験対策や気持ちの引き締め用としても、おすすめです。

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