勉強で集中できる時間は限られている。小休憩を取り入れて効率UP!

勉強の合間の昼寝

この記事では勉強の合間に小休憩を取り入れる事のメリットについてご紹介します。

高校や大学の受験勉強、または資格勉強のために、机に向かって勉強を始めてみたものの、段々と集中力が落ちてしまって内容が頭に入ってこない。そんな悩みを持っている人は少なくないでしょう。

勉強の際に上手く休憩を取る事で気分転換になるだけでなく、勉強効率も上げられます。小休憩を取るタイミングや時間、どのように休憩時間を使うのかについて説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

どのくらいの時間で小休憩を取ればいいのか

どのくらいの時間で小休憩を取ればいいのかについてご紹介します。

まず人間の集中力が高い時間は15分程しか続かないと言われています。そして長くても90分が人間が集中できる時間の限界とも言われています。

それではどのくらいの時間ごとに小休憩を取り入れるべきかという話になるのですが、これに関しては当人が「集中力が切れてきた」と感じた時でいいでしょう。個人による違いやその日の体調によっても集中できる時間は変わってくるからです。

「高い集中力は15分間」「普通に集中するとしても90分間が限界」というのを基本的な目安として、自分の普段の集中できる時間やその日の体調によって判断し、小休憩を取りましょう。

勉強時の小休憩は何分ぐらい取ればいいのか

小休憩の時には何分間の休憩を取ればいいのかについてご紹介します。

お昼休憩のような長い休憩とは違い、小休憩では5分から15分がおすすめです。それ以上長い休憩を取ってしまうと勉強のスイッチが切れてしまい、再度勉強に取り掛かる気持ちが無くなってしまう場合もあります。そのため5分、長くても15分程の小休憩がおすすめです。

勉強の小休憩時には何をするべきか

小休憩の時には何をするべきかについてご紹介します。

脳を休ませる、集中力を回復させるという意味では、スマホやパソコンでゲームをしたり、SNSを見るのは控えた方がいいでしょう。勉強で脳や目が疲れているのに、それに加えてスマホやパソコンの画面から出るブルーライトの影響で余計に疲れてしまいます。

休憩時間の過ごし方としては、この記事では軽い運動、音楽を聴く、目を瞑る、といった内容をおすすめします。

小休憩の時には、軽い運動、音楽を聴く、目を瞑る

軽い運動は椅子から立ち上がりストレッチをして、血流を良くし体の疲れを取るといいでしょう。立ち上がってその場で足踏みするだけでも下半身の血流が良くなります。体を動かす事でストレス解消にもなります。

音楽については基本的には好きな曲を聞いていいのですが、出来ればクラシックのような歌詞のない曲を選ぶといいでしょう。クラシックの曲を聞く事でリラックス効果を得る事が期待来ます。

また目を瞑るだけでも脳が休まり、精神的にも落ち着いた気持ちになれます。人間の脳にとって視覚情報を処理するのは大変で、それだけ疲れやすくなります。目を瞑って視覚情報を数分間遮断するだけでも随分と疲れが取れますので、ぜひ試してみてください。

勉強の小休憩の時間には瞑想もおすすめ

目を瞑るだけでなく、その時に瞑想をするという選択肢もあります。成功者の人の中に実践している人がいたり、またアメリカの大企業の中で実践されている瞑想。最近では科学的にも効果が実証されているテクニックの一つです。

瞑想を実践する事によって脳の一部が鍛えられて、集中力や記憶力、想像力も上がると言われています。

瞑想の基本的なやり方

瞑想のやり方についてはいくつかありますが、ここでは簡単にできる方法の一つをご紹介します。

まずは椅子に背筋を伸ばして座り、目を瞑ります。次に鼻呼吸で吸うのと吐くのをセットとして考え、それに合わせて1から10を数えます。10まで数えたらまた1に戻り、それを繰り返します。

おそらく最初は数字を数えている事を意識しても、すぐに他の考えが頭に浮かんでくると思います。雑念に気付いたらまた数字を1から数えなおします。

それを数分間繰り返すと、瞑想を終えた時にはスッキリとした感覚を感じられますので、休憩の際に一度試してみてください。

小休憩の時に試してみて、もっと興味が湧いた場合には詳しく瞑想について調べてみるといいでしょう。

短いお昼寝で勉強で疲れた脳を回復

上記では小休憩についてご紹介しましたが、お昼寝の効果についても触れていきます。

人間は体内時計の関係で、ちょうど昼食を終えたぐらいの時間帯に眠気の周期が訪れます。その眠気と戦いながら勉強をしようとしても内容は頭に入りにくく、勉強効率も悪くなってしまいます。そのような時には20分から30分のお昼寝を取るといいでしょう。眠気や脳の疲れも取れて、集中力も回復します。

ただし、30分以上のお昼寝を取ってしまうと本格的な眠りに入ってしまい、目が覚めてからも脳が本格的に活動するまで時間がかかってしまいます。また長時間のお昼寝を取ってしまうと夜の睡眠にも悪影響が出てしまいます。夜に熟睡出来ないと翌日以降のパフォーマンスにも悪影響が出てしまいますので、注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

以下3点が今回の記事のポイントとなります。

ポイント
  1. 集中力を回復するために、疲れたと感じた時には小休憩を取る
  2. 小休憩の時には、軽い運動、音楽を聴く、目を瞑る、などがおすすめ
  3. 昼食後の強い眠気には、20分から30分のお昼寝を実施する

勉強時に上手く休憩を取れれば、勉強効率自体を上げられます。また脳が疲れている状態で無理に勉強すると気分も下がってしまう場合もあるでしょうが、定期的に休憩を取る事で気分転換が出来て、意欲的に勉強を進める事が可能になります。

ぜひ自分に合った休憩の取り方を探してみてください。この記事がその手助けになれば幸いです。

 

(参考)
現代ビジネス| 最新研究「瞬間睡眠」が、脳を若返らせる 昼間に突然「カクッ」あの瞬間に起きていること

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