このところWebデザインを勉強してWebデザイナーになりたいという方はたくさんお会いしました。
Webデザインは国語や数学などの学校で学べるような決まった勉強法がなく、更には答えも1つではないため、独学で勉強しようとしてもなかなか難しいのが現実です。何をどのように勉強したらいいのかが明確に分からないという点で難しいと言えます。
ただ逆に言うと、必要な知識やスキルさえ身に付けることができれば、誰でもWebデザインを独学で習得することが可能とも捉えることができるのです。
独学での勉強方法
Webデザインを独学する上で、前提としてやるべきことが3点あります。
ゴールを定めること
どんなWebデザイナーになりたいか、というゴールをまず初めに決めておくことで自分のモチベーションを保つことができます。
Webデザインを習得するためには多くの時間を勉強に割く必要がありますので、モチベーションにムラが激しかったり曖昧な目的で進行してしまったりすると、途中で挫折してしまう事態になりかねないのでゴールの設定は必須と言えます。
勉強できる時間を確保すること
どんなwebデザイナーになるにせよ、HTMLとCSS、PhotoshopとIllustratorの知識は欠かすことはできません。
これらについてこれまでほとんど触れたことがないとして、日々の生活を送りながら学習を進める場合は、社会人であれば1日2~3時間を毎日継続できることが望ましいでしょう。
例えば上記の項目1つあたり3ヶ月の学習期間を設けるとすると、全てを習得するのに1年かかることになります。
もちろん個人の状況によっては習得に要する時間は前後しますが、これを1つの目安にされて学習を進められてみてはいかがでしょうか。
正しい勉強の仕方を確立すること
Webデザイナーになるための勉強方法は数多く存在します。オンラインサービスを使って勉強したり、大型書店に売られている本を購入して活用したり、優れたWebサイトを探して参考にしてテクニックを身につけたり、と独学でもできる勉強法はたくさんあります。
まずは試行錯誤して自分に合った勉強の仕方を確立することが肝要だと思います。
資格取得を目指そう!
独学での勉強が大詰めを迎えたら、次は資格の取得を目指されることをオススメします。厚生労働省より認められたウェブデザイン技能検定という国家試験があります。
インターネットや郵送で受験申し込みが可能となっており誰でも申し込むことができます。Webデザイン技能検定公式ホームページには過去問や例題など様々なファイルがアップロードされていますのでぜひ活用なさってみてください。
また、テキストやセミナーの情報もサイト内に上げられていますので、独学で勉強した後一度解いてみてから検討されるのも1つの手です。合格者には合格証書も授与されますのでデザイナーとしての自己アピールとなることでしょう。
こちらの記事ではウェブデザイン技能検定についての勉強法について解説をしておりますので、ぜひご参考になさってください。
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