資格試験全般に対応!一度で合格できる効率的な勉強方法を開設

資格者証

転職・昇給・独立など資格取得の目的はさまざまだと思います。ただ、取得のメリットとは裏腹に、何度受けても試験に合格できない…という悩みを耳にします。でも、安心してください。失敗する理由を明確にして適切な対策を取れば、何度も受験せずに一度で合格できます。それぞれの目的を達成するためにも、資格を効率的に取得する方法をご紹介していきます。勉強方法に自信が持てない場合にぜひ参考にしてみてください。

資格取得に失敗する二つの理由

 

私自身、幅広いことに興味があったことから、10種類以上の資格取得に成功しています。電気・情報・金融などジャンルはさまざまで、中には合格率が1桁の難関資格もあります。取得するたびに教養が広がっていくことが楽しく、今では資格取得が趣味になってしまいました。

そんな経験を持つ私の実感ですが、資格取得に失敗する原因は2つだと断言できます。

・勉強時間が足りない

・対策方法が間違っている

私が一度で合格できなかった資格試験を振り返ると、試験対策が不十分で受験そのものを断念したケースや、理解する必要がないところまで学習してしまったことなどに思い当たります。

そうはいっても、忙しいと勉強時間を確保するのも難しいし、独学だと勉強方法が正しいかどうか自信が持てませんよね。

ここからは、勉強時間の作り方と勉強方法について説明していきます。

勉強時間の作り方

勉強時間を増やすポイントは勉強に対する考え方を見直すことにあります。すぐに取り入れられる方法を2つ紹介します。

机がない場所でも勉強する

勉強時間が取れないというかたは机で勉強をしなくてはならないという固定概念を持っている可能性があります。その考えは勉強時間を減らすことにつながるため、捨て去ることをおすすめします。なぜなら、頭があれば環境を問わず勉強できるからです。例えば、用語とその意味を思い返すこともできますし、問題から答えに至るまでの過程をシミュレーションするということも可能です。この方法ならトイレや寝る前なども含めて、あらゆる時間を有効活用できます。時間が取れないかたこそ試していただきたい勉強方法です。

単語カードを有効活用

勉強というとノートを使うのが一般的です。しかし、常に携帯することができない点で隙間時間に勉強しづらいという欠点があります。その点で、ぜひ導入してほしいのがポケットにも入る単語カードです。電車での移動中や仕事の休憩時間など、あらゆるところで勉強できます。導入に際して、2~3行かける若干大き目のサイズのものを選択するのがコツです。それにより、学習した要点を単語でなく文章で復習できるようになります。

資格試験の正しい勉強方法

じっくりとまとまった時間が取れても正しい勉強方法でないと得点力を上げることはできません。ここからは効率的に勉強を進めていくための勉強方法を紹介していきます。

テキストをノート代わりにする

まず、これだけは勉強の際に守ってほしいルールがあります。一つの資格につき作成するノートは一冊にとどめることです。ノートをたくさん作っても結局は分散して、どこに何が書いてあるかがわかりづらく、復習できなくなるのがおちです。復習ができなければ内容が定着しません。今までノートをまとめた時間は全く持って無意味となります。一冊にすればノートを管理する手間が省けるので、効率的に復習できます。

ただ、資格試験の範囲が広い場合はノートが足りなくなるという場合が出てきます。そのときはテキストをノートがわりに使うとよいでしょう。テキストを呼んでわからないところがあったら、インターネットで調べて理解したことを追記するといった具合です。テキストは常に使うものなので、意識しなくとも復習の機会を増やすことができます。

難しい問題は後回し

資格取得が初めてなかたに陥りがちな失敗が必要以上の範囲を勉強してしまうことです。難問にとらわれて時間を浪費してしまうケースが良い例です。難問はほかの受験者も解けない場合があり、直接合否につながらないことが多いです。したがって、難問の学習は時間に余裕があるときに後回して、必ず解答できなければならない問題を優先して勉強しましょう。

過去問の反復で傾向をつかむ

では、必ず解答できなくてはならない問題をどのように見極めていけばよいのでしょうか? 簡単です。過去問を見ればわかります。複数年度にわたって解答しているうちに、「この問題、前回と数値が変わっているだけだな」、「この選択肢は何度も使いまわされているな」などといった具合に傾向がつかめてきます。何度も出てくるところがわかってきたら合格は近いです。その問題を取りこぼさないように徹底して反復しましょう。

関連資格の参考書を利用する

資格試験は他の試験と内容がかぶっていることがあります。例えば、IT資格の代表格である基本情報技術者試験についてがそれに当たります。サーバー・ネットワークの範囲については「LPIC」という試験が専門的な内容を取り扱ってしますし、ウェブ・ホームページ関連については「HTML5プロフェッショナル認定試験」の受験で学習することもできます。このように関連資格がある場合は、それらの書籍を参考にすることをおすすめします。大きな理由として、範囲が狭い専門資格の方が、参考書の内容が詳しいことがあるからです。似たような資格の参考書を利用できないかどうかを検討することも資格試験では重要です。

資格試験の参考書の選び方

ここまで資格試験の正しい勉強方法について触れましたが、それと同様に重要なのが参考書選びです。選び方次第で、理解度だけでなく試験の合否にまで直結します。ここからはどのような参考書を選ぶべきかについて説明していきます。

音声データがついている

文字を読んで学習するのが一般的ですが、音性による学習も効果的です。音声で学習するメリットはさまざまあります。まず、経験則ですが、記憶に残りやすいことが挙げられます。実際、私自身の体験談ですが試験中に音声が浮かんできて得点に結びついたことがありました。特に講義形式の音声データは著者の声がリアルに浮かんでくるのでおすすめです。

また、勉強時間を増やせるという利点もあります。普段用いている携帯にデータを入れれば、ノートを広げる必要がなくとも学習できるようになります。移動中や就寝前などにも学習できるため、自然と勉強時間が増えていきます。

イラストが多いもの

いかにわかりやすいテキストでも、文字による解説では理解できないケースがあります。したがって、イラストが多いテキストがベターです。複雑な事柄でも、一つのイラストで時間をかけずに理解できます。

ただし、注意点があります。イラストが多ければ多いほど理解がしやすくなるのは確かですが、ページ数の関係から資格範囲を全てカバーできていないテキストが目立ちます。あくまでも試験範囲を網羅している前提でイラストが豊富なものを選ぶようにしてください。

まとめ

効率的に資格を取得する方法について紹介しました。方法について学んだら、後は実践あるのみです。ただ、すべてを実践する必要はなく、自分に有益なものだけ取り入れるというやり方でも構いません。勉強方法に正解はありませんので、今回紹介した注意点を踏まえたうえで、勉強がはかどるスタイルを見つけていくとよいでしょう。

この記事を読んだ方が、資格取得に成功して新しいステージにステップアップできることを陰ながら願っております。

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