資格試験の経験者に聴く勉強法!【ファイナンシャルプランナー編】

ファイナンシャルプランナー

FPとは?

FPとはファイナンシャルプランナーの略で、こちらは個人や法人が持つ資産の管理について相談や計画を行う、資産のアドバイザーを指します。

マイホームやマイカーのなどの人生における大きな買い物の際や、相続や保険への加入など大きなお金が人生を俯瞰して動く際にお手伝いをしてくださる方々です。

一般的に、企業においてお金を扱う部署にお勤めの方や税理士・会計士の方など、業務上お金がより身近にある方々が取得されるケースがあるのですが、近年は職業に関係なくご自身の資産運用のために取得される方も増えており、人気の資格の1つになっています。

今回は人気のあるファイナンシャルプランナーの資格取得を目指されている方に向けて記事を執筆して参ります。

試験の特徴

ファイナンシャルプランナーの試験は、出題分野が広いのが特徴です。

試験は学科と実技に分かれており、学科は文章に書かれていることの正誤を問う問題が多いですが、実技は計算問題が多い特徴があります。

計算問題においてはその数が多いため、計算機の使用が認められています。

参考 日本FP協会

勉強方法

ファイナンシャルプランナー試験での勉強法は、参考書を何度も繰り返して読むこと過去問を解くことに尽きてしまいます。

特に過去問を解くことは重要です。試験の傾向が把握できますし、間違えたところを見直すことによってインプットにも役立つからです。

法律用語や経済用語など、普段の生活では聞きなれない言葉が多く登場しますが、過去問を複数回解くことによってその言葉にも徐々に慣れてきます。

何度も間違えてしまう箇所や参考書に載っていない所は、ノートやルーズリーフに書き出します。こうすることで知識が定着しやすくなり、直前期に見直しをすることもできます。


実技の計算問題は、何度も出題されている課題がありますので、最低限それは押さえておきましょう。なぜその式になるのか、計算の過程を理解することが大事です。

参考書を読む際には、聞きなれないキーワードや間違えやすい部分にマーカーなどで線を引いたり、独自にキーワードの補足内容を記載してとにかくたくさん読みましょう。マーカーで線を引いたり補足事項を書いて満足して終わらないように気をつけてください。

スケジューリング

そして学習スケジュールの管理もまた大切です。スケジュール管理には、1日の課題を決める短期的なものと、数週間から数カ月の計画を立てる中長期的なものがあります。

後者の例としては「試験日までに参考書を3回読む」であるとか「過去問を2回解く」などというものです。計画を立てる際には、試験日から遡って計画を立てるようにすると、何時までにどこまでの範囲の学習を終えなければならないのかが明確になります。

例えば「参考書を1回読むのに10日かかるため、試験日の15日前には3回目を読み始める」といった具合です。

上位級へのステップアップ

ファイナンシャルプランナーは3級からスタートして2級、1級とステップアップして資格を取得していくフローがあります。

級が上がるごとに難易度もかなり上がりますので、下位級のイメージで勉強を開始すると上位級の学習中に勉強計画を変更しなければならなくなったり、焦ったりします。

以前に合格した級が個人的に容易だったと感じられても、そのイメージは一旦脇に置いておいて、気持ちを新たに次の級の勉強を始められるとよいでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です