絶対合格!公務員試験の筆記を突破するための3つの方法

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今回は公務員試験について書いていきます。

公務員試験は今日においても人気が高く、「狭き門」と言われています。

「公務員試験を受ける人は、皆頭が良さそうだから、自分が受けても受からないや…」

「難しそうだし、もしどこも受からなかったらどうしよう…」

公務員試験に興味は持っても、実際に受けようとなると上記のように躊躇ってしまう人もいるかもしれません。

しかし、しっかりと対策・準備を行っていれば、誰でも合格する確率をグンと上げることができます。

今回は公務員試験最初の関門である「筆記試験」について書きたいと思います。

筆記試験について

まずは公務員試験の筆記試験について、概要を説明します。

公務員試験は筆記試験と面接が主な試験内容となっています。
その中でも、筆記試験は大きく分けて「教養科目」「専門科目」の2つに分かれています。

教養科目

主な教科

文章理解、数的推理、判断推理、人文科学、自然科学、時事問題など

ほぼ全ての試験で教養科目は導入されています。一般的な読解力、判断力、計算力、知識などが問われます。

専門科目

主な教科

憲法、民法、行政法、経済原論、会計学、政治学、行政学、社会学など

受験する試験によっては専門科目がない場合もあります。
また、どの教科が出題範囲になるかも試験によって異なります。

例えば、民法や経済原論などは出題範囲になることが多いですが、会計学などは範囲から外れていることも多いです。
受験先を決める際には、出題される科目についても事前に調べておきましょう。

対策

各教科につき過去問題集1冊で対策

上で書いた通り、公務員試験では対策すべき教科が非常に多いです。
受ける試験によっては30近い教科が出題範囲となります。この膨大な出題範囲こそが大学受験との一番の違いです。そのため、各教科に割ける時間は非常に限られています。

そのため、用いる問題集は1つの教科につき「1冊」に絞りましょう。

どうしてもいざ勉強しようとすると、あれやこれやと色んな参考書に手を付けてしまいたくなるかもしれません。
しかし、公務員試験はいかに効率よく勉強できるかが勝負です。何冊も手を付けられるほど、時間的余裕はありません。

問題集については、過去問題集を使うのが望ましいでしょう。
公務員試験では一度出た問題が何回も出題されます。1冊の過去問題集を何度も繰り返し解いて、記憶を定着させましょう!

捨て科目を作らない

対策するべき科目が多いため、どうしても「捨て科目」を作りたくなると思います。

捨て科目を作る代わりに、他の科目に取り組む時間を増やして、捨てた分をカバーする。このように考えている人もいるかもしれません。

しかし、捨て科目を作ることは、かえって合格の確率を減らすことに繋がります。

自分が苦手な科目の中にも必ず、

「これは誰でも解ける」

「この問題は落とせない」

といったような簡単な問題も紛れているからです。
このような問題をもし取りこぼしてしまうと、他の受験生に確実に差をつけられてしまいます。

逆に自分が勉強した科目の中にも、

「これは皆解けない」

「この問題は当たればラッキーぐらいに思えば良い」

といったような難しい問題も当然紛れています。
このような問題はたとえ取りこぼしてしまったとしても、他の受験生と差をつけられることは少ないのです。

最悪のパターンは、自分が捨ててしまった科目が易化しその分時間をかけた科目が難化するパターンです。

こうなってしまうと合格の可能性は一気に下がってしまうでしょう。

どの科目が易化、難化するか。それは試験本番まで分かりません。
そのため、どの科目も満遍なく勉強しておくことで、各科目の難易度に関わらず安定して点が取れるようになるのです。

各教科内で緩急をつけて対策

「捨て科目を作らない!」とはいっても、どうしても苦手な科目、理解が追いつかない分野は必ず出てくるはずです。

全科目に取り掛かることを意識しすぎてしまい、苦手な科目に過度に時間を割いてしまう。
こうなってしまうと、結局全科目における勉強のバランスが崩れてしまいます。元も子もありません。

そのような場合は各教科ごとに緩急をつけて対策することが有効です。

過去問題集の中には各問題が難易度で分けられてるものもあります。
例えば苦手な科目の場合は、難易度が低い問題のみを解いて、他の問題は解かない!というやり方なら、負担が軽くなります。

先述した通り、いざ公務員試験を受けるとなると、あれやこれやと手を付けたくなるものです。
同じように、1つの参考書に絞って勉強する!と決めたあとでも、

「あの問題も、この問題も解かないと!」

となって、一番最初のページから順番に、丁寧に読み込み、丁寧に解き、丁寧に復習をするも、しかしそれは最後まで持続することなく疲弊してしまう、という恐れもあります。

例えば日本史の勉強をしていて、縄文時代の辺りは得意でも、平安時代辺りからサッパリ、なんて人は周りにいませんでしたか?そのパターンと同じです。

一番簡単な問題のみ解いて、それ以外の問題を飛ばしていくことに不安を感じてしまうかもしれません。

「これだけしかやってないけど大丈夫かな…」と。

そんな心配は問題集を1周してからにすれば良いのです。
まずは難しい問題を飛ばしてでも、とにかく問題集を1周させてください。

早めに問題集を1周しておけば、その科目の全体像をつかむことができ、心にも余裕ができます。もう少し難易度が高い問題をやりこなす余裕があれば2周目以降に解けば良いのです。

また、よくあるのが、文系の人が理系科目、理系の人が文系科目で苦戦するパターンです。
例えば文系の人が理系科目を解く場合は、計算問題はあまり解かずに、知識で解ける問題を集中的に解くやり方もあります。

自分が受ける試験によっては頻出の分野などもあると思いますので、過去問を分析して特定の分野を集中的に解くのも一つの手です。
うまく緩急をつけて勉強することで、全科目一通り準備を行なっていきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

公務員試験はその出題範囲の広さから敬遠してしまう人も多いかもしれません。
しかし条件は全員同じです。

限られた時間の中でしっかりと満遍なく対策すれば、必ず他の受験生に差を付けることができます!

この記事をキッカケに少しでも公務員試験に興味を持って頂ければ幸いです。

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