その習慣、もしかして身体に負担?!医学と心理学の観点から考える24時間の過ごし方

ジョギング

現代人は、誰しも多忙ですよね。
会社員の方も、学生の方も、日々やらなければならないことに囲まれて、大変な毎日をお過ごしかもしれません。

そんな中でも、自分なりの習慣・リズムで一日を過ごしてらっしゃると思いますが、もしかするとあなたのそのいつもの日常の過ごし方は、身体に負担をかけてしまっているかもしれません。

ただでさえ、忙しくて疲労を抱え込みやすいのに、間違った習慣でさらに疲労してしまっては、身体を壊してしまいかねませんし、一日の中で学んだことがムダになってしまうかもしれません。

ここで一度、ご自身の習慣を振り返って、ブラッシュアップさせておきましょう。

大音量のアラームで早起き

大きな音で飛び起きるように目覚めると心拍数や血圧が急上昇し、交感神経を過度に緊張させることになり、身体に負担をかけてしまいます。
朝一番から身体に負担を掛けるのは、誰であっても得策ではないでしょう。

もちろん、音が小さすぎて目覚められないのでは本末転倒です。
そのため、いきなり大音量が鳴るようにするのではなく、徐々に音量が上がっていくような設定にしたり、枕元からある程度離れた場所にアラームを仕掛けましょう。

ちなみに個人的に、朝起きるために実践していた方法は、計算問題を解かなければ止められないアラームアプリを使うことです。

流石にずーっとアラーム音が鳴っているのは家族の迷惑になったりもしますので、数秒だけ音を止められるボタンなどもついているアプリでしたが、最終的には全ての問題を解かないと解除できないので、強制的に頭を使わされて、解き終わった頃には幾分か目が覚めているのでした。

ただ、最近はこの方法はやめています。
何故なら、最終的に難易度最大で10問解かないと解除できない設定まで行った結果、自分の計算能力の方が高まってしまって、それくらいの問題を解いたくらいでは大して目が覚めない、なんていう状況になってしまったからです(笑)

朝早くからの仕事・宿題・ジョギング

さて、朝早く余裕を持った時間に起きられたとして、そこで職場や学校に行く前に仕事や宿題をしたり、というのはあまりオススメできません。

早朝というのは「魔の時間帯」。起きてから3〜4時間は脳がまだ覚醒しておらず、眠った状態です。当然そんな状態では、仕事や宿題をしてもミスをしやすいと言えるでしょう。

また、では仕事・勉強は後回しとして、まずは身体を目覚めさせリフレッシュするためにジョギングを……なんていうのも、賛否はありますが、実はNGです。

朝起きてから、人間の身体の交感神経は徐々に優位になってきて、血圧も上昇していきます。
また、人間は寝ている間に多くの汗をかいて脱水もしますので、それもあって血液が凝固しやすい状態です。

心臓病による突然死が多いのも、この寝起き二時間の間です。
そんな時間にジョギングをすれば、さらに血圧が上昇して心筋梗塞等のリスクを高めることになってしまうのです。

朝の移動時間に暗記

では、朝の支度を終え、通勤・通学の電車内で資格試験や学校のテストに向けて、暗記事項を覚えようとする方もいるでしょうが、これもあまりオススメではありません。
とは言っても、この時間に暗記をすることが脳や身体に悪い……というわけではないのですが、あまり効率は良くないかもしれません。

と言うのも、暗記や計算などの能力は午後4時から8時までの間に最も高まりを見せるというのです。

つまり、行きの電車よりもむしろ、帰りの電車のほうが適しているということですね。

先述の通り、朝はまだ脳が完全には覚醒していない状態ですから、無理をさせずに他のことに時間を割いた方がいいかもしれませんね。

お昼休みに情報収集

さて、出社・登校して、午前中の仕事や授業をこなしたあとはお昼休みですね。

熱心な読者の皆様の中には、このお昼休みも精力的に情報収集をするなどしてフル活用したい……なんていう方々もいらっしゃるでしょうが、ちょっとお待ち下さい。

もちろんそれも大切なのですが、お昼休みまでそんなに頑張ってしまうと、気の休まる間がなくなってしまいます。出社・登校してから、仕事や授業中にずっと他人に囲まれて過ごしてきて、昼休みもずっとその状態を続けてしまうと、交感神経がずっと緊張しっぱなしのままで疲れてしまいます。

そのため、なにもお昼休みの間ずっと一人で過ごせというわけではありませんが、そのうち15分だけでも一人の時間を確保しましょう。職場や学校で周りに人がいない環境を探して、そこで少し自律神経を休ませてあげましょう。

一人でただくつろいでいるのもいいですし、短い仮眠をとるのもオススメです。できればスマートフォンはなるべく見ない方が疲労の回復には有利でしょう。

帰りにジムへ

会社・学校での一日を終えて、帰りにはストレス発散・リフレッシュのためにもジムへ……なんて方もいるでしょうが、これもまた要注意です。

先程から度々登場している交感神経ですが、朝目覚めてから優位になっていき、一日の仕事や勉強の間に精一杯活動したわけですから、すっかり疲れてしまっています。

そのため、自律神経のもう一方である、副交感神経が段々と優位になってきて、身体はそろそろ休息の時間に差し掛かってきています。

そんなタイミングで、ジムで激しい運動をしてしまうと、疲労状態の交感神経に追い討ちをかけることになり、さらに副交感神経への切り替わりも阻害するために、身体のバランスやリズムを崩してしまいます。

ただ、全く運動をするべきではないということではありません。なにせ、先述のように朝も運動はするべきでなく、夕方〜夜も運動をするべきでない、となってしまうと、一日の中で運動できる時間などなくなってしまい、運動不足になることは避けられません。

そのため、夕方〜夜に運動を行う場合にはあくまで適度に、軽い運動やストレッチ等のような程度に抑えておけばオーケーです。

熟睡のため、寝る前に一杯……

一日を終えて家に帰ってきて、ナイトキャップは欠かせない……という方もいらっしゃるかもしれません。何を隠そう私もそうですが、残念ながらこれも考えものです。

アルコールを摂取すると寝付きは良くなりますが、睡眠の質は下がってしまいます。特にいびきをかく方は要注意です。いびきをかいている間、本来はリラックス時に優位になる副交感神経の働きが弱められてしまい、逆に交感神経の緊張を高めてしまいます。
これでは身体を十分に休ませることはできません。

そのため、疲労の回復という観点では、寝る前のお酒は避けた方が得策、ということになります。

ちなみに、いびきをかく方で仰向けで寝ている方は、横向きで寝ると改善できることがあるので、一度お試しを。

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