【音読の大切さ】外国語全般に共通する勉強方法

英会話

外国語が得意で、すぐに何ヶ国語も覚えてしまう人はあなたの周りにいませんか?

趣味で語学を習っている人の中でも、あっという間に中級レベル、上級レベルへ到達してしまう人たちがいます。
外国語の習得は、子どものうちが良いとされていますが、大人になってからでもスルスルと覚えてしまう人がいる背景には、確立されている勉強法があるからです。

今回は外国語の勉強する上で好ましい方法をご紹介します。

シュリーマンの外国語学習法

19世紀のドイツ人考古学者ハインリヒ・シュリーマンは、生涯を通じて15ヶ国語を話すことができました。
彼は多数の言語を修める方法を自著に残しています。

私はあらゆる言語の習得を容易にする一方法を発見した。非常に多く音読すること、決して翻訳しないこと、毎日一時間をあてること、つねに興味ある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること、前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱すること。私の記憶力は少年時代からほとんど訓練しなかったから、弱かったけれども、私はあらゆる瞬間を勉学のために利用した。

参考:シュリーマン『古代への情熱』

上記を要約すると、「継続的に音読をするといろんな言語を話せるようになった」という経験談ですね。

さて、このシュリーマンが行った方法は妥当なのでしょうか。
単純にシュリーマンが大変優れた人物だったから、で片付けるのは早計なので、科学的な見地から「音読による学習効果」を検討してみましょう。

語学学習における音読の重要性

義務教育であろうとなかろうと、外国語を学ぶ状況においては外国語を声に出す様子は珍しくありません。

ところが外国語を学びたいのにも関わらず、変な発音で話していないかな、カッコつけて話しているように思われたら恥ずかしいな、という自尊心が先行し、人前で外国語を音読することを憚ってしまう人は以外と多いように感じます。

一方でシュリーマンが残した言語を習得する方法の筆頭に、非常に多くの「音読をする」こと、という記載があります。
これは語学の学習おいて音読は大変重要であり、外国語を修める上で音読なしには上達は難しいことを示唆している可能性があります。

音読の効果を検証

音読が効果的なのかどうかを検証する実験が行われました。
複数の大学生を3つのグループに分け、異なる方法で4ヶ月間にわたり英語の学習指導を行うものです。

3つのグループに共通しているのは、指導教員の音読や学習用のCDを聴きながら英文を目で追って黙読することなのですが、3つあるグループのうちの1つのグループにだけ、読む際に声を出すように指導しました。

実験終了後にTOEICのリスニングテストを実施したところ、音読を取り入れたグループがそうでないグループよりも点数が高い結果となりました。
このことから、ただ聴くだけでなく音読を取り入れることで英語の能力を伸ばすことが判明したのです。

参考:どうすれば英語が身につくのか -英語を学習する高校生向けの話-

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