時間が限られていても効果的に勉強を!忙しい人のための時短勉強術!

忙しすぎる方へ

勉強できる時間にはたいていの場合限りがあります。特に社会人になると、勉強できる時間は多くはないのですから、なるべく時間を無駄にすることなく勉強をしないといけません。

ダラダラと時間ばかり使ってしまうような勉強は、避けないといけません。そこで限られた時間の中でも知識を身につけられる、おすすめの勉強術を紹介していきます。

簡単なことから始める

まずウォーミングアップをしましょう。もしも勉強を始める時に最初の勉強が難しいものだったら、勉強に対してなかなか前向きになれません。まだ頭が勉強する態勢になっていないので、やりたくない気持ちが出てきてしまいます。

とはいえ、そのままにしていては勉強の時間がどんどん削られてしまいますので、早く取りかからないといけません。その対策として挙げられるのは、簡単なことから勉強を始めることです。

例えば英単語を書く、漢字を書く、参考書を読む、一問一答に取り組む、年表を覚えるなどの作業は、どちらかといえば始めやすい簡単な勉強です。まず肩慣らしとばかりに簡単な勉強から始めてウォーミングアップを行えば、頭が勉強する態勢に切り替わります。

いきなり難しい勉強をしようと思っても辛いだけですから、最初から難しい勉強をする必要はどこにもありません。効率的に勉強をするためには、頭を早く勉強する態勢に切り替えることが大切です。

簡単な勉強からスタートすることが、効率的な勉強術の第一歩となります。

関連付けて覚える


覚えたいのにいつの間にか忘れてしまうことは勉強でよくありますが、そうさせたくなければいろいろと関連付けて覚える勉強術がおすすめです。

まるで連想ゲームのように、1つの覚えたいことを関連させて覚えていくのです。そうすることで1つのワードから芋づる式にいろいろなワードが連想できますので、単に1つ1つ覚えていくよりも効率的に覚えられます。

例として日本史の大政奉還を挙げてみます。大政奉還といえばまず徳川慶喜で、江戸幕府の終わりというワードに結びつきます。また戊辰戦争、明治維新なども関連してきます。

その戊辰戦争では、有名な新選組が関わっています。このように大政奉還というワード1つとっても、これだけの広がりがあります。大政奉還のことを覚える時は、これらも関連して覚えれば忘れにくいのです。

こうした関連付けて記憶する方法は日本史だけではなく、さまざまなジャンルに当てはまる勉強術です。こうしてまとめて覚えてしまえば、少ない勉強時間でも効率的に覚えることができます。

こちらの記事もご参照ください。

記憶の定着と能率化を図る!「関連付け記憶法」が有効な3つの理由

分かるところまで戻る

もしも勉強しても理解できない場合は、分かるところまで戻って勉強するのがセオリーです。勉強は基本が理解できていないと応用もできないのが普通ですので、まず基本を理解していないと始まらないです。

どこかで勉強が抜けてしまっているとこのような事態に陥りやすく、いつまでも理解できないと勉強を投げ出したくなってしまったり、苦手意識を持ってしまいかねないです。そんな時はそこの勉強を無理に続けるのではなく、分かるところまで戻ることが大事です。

一体どこの知識が抜けてしまっているのか、そこをまずハッキリさせる必要があります。

正直、これにはそこそこの労力と時間を消費するため、人によっては面倒くさく感じると思います。ですがそれを突き止めることができれば、段階的に理解することにつながるメリットがあり、それは後々とても大きなアドバンテージにできます。

数学をはじめ理系科目は特にその傾向が強く、これは極端な例ですが、加減乗除がよく分かっていなければ因数分解は理解できません。一度学習のペースを落としてでも、応用問題に取り組むための地盤になる基礎的な知識を固め、しっかりとした理解に落とし込み着実に進めていく方法が効率的です。

問題集を毎日解く

受験や資格試験のために勉強するなら、毎日問題集を解くことはとても大切です。問題集を解く経験を毎日積むことで、問題を解くことに慣れることができます。ただ参考書を読んで覚えるだけでは、その知識が身についているのかどうかイマイチ実感できません。

問題集を解いていけば、どのぐらいの習熟度なのかはっきりと分かります。ですから問題集を解く経験を積むことは、地味ですがとても大切です。ここで強く推したいことは、1冊の問題集を何度も何度も繰り返して完璧に仕上げることです。

解説が頭の中に入っている状態になるくらいまで繰り返すとベストです。

一方で、問題集をあれもこれもと手を出すのは得策ではありません。もちろん見慣れない問題に着手し、異なる問われ方をしても対応できる能力を身につけるには、複数の問題集に着手することは有効と言えます。

しかしそれにはある程度の基礎力が伴っていることが前提であり、そうでなければ同じミスを繰り返す可能性が高いため勉強の効率は悪くなります。一旦は1冊の問題集を完璧に仕上げることに注力してください。

まとめ

社会人にとって、いや、誰にとっても、勉強に使える時間は限られていますので、与えられた時間をいかにして上手く使えるかどうかが勉強におけるキーポイントです。なるべく効率的な勉強をすれば貴重な時間を無駄にすることはありませんので、そこをしっかりと意識して勉強することが重要です。

当記事でご紹介した方法を意識しながら勉強し、少しでも効率が上がれば幸いです。

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