うるさくて集中できないは嘘?!カフェで勉強するメリットを紹介

カフェ

「カフェで勉強するメリットってあるのかな?」

「うるさくて集中できなくない?」

「お金がもったいない気がする」

 

普段からカフェでの勉強をしない方はこのように思うかもしれません。

スタバなどのカフェに行くと、ノートを開いていたり、PCをカタカタさせている人をよく見かけますよね。

「こんなうるさい場所でよく…」と思う方もいるかもしれませんが、カフェでの勉強は逆に集中力を高めてくれる場合もあるのです。

そこで本記事では、カフェで勉強するメリット、勉強する際の注意点などについて書いていきます。

 

カフェで勉強するメリット

カフェで勉強するメリットは以下の通りです。

・適度な環境音がある

・お金を払うとモチベーションが上がる

・誘惑がほとんどない

・リラックスして勉強に臨める

 

順番に解説していきます。

 

適度な環境音がある

カフェには様々な音が流れています。店内のBGM、お客さん同士の話し声、コーヒーを淹れる音など常に、環境音が存在しています。

こういった音に対して「うるさくないの?」と思う人もいるかもしれません。

しかし、音量も一定でそれほど大きすぎない音なので、集中すれば聞こえなくなります。

例えば、好きな音楽を聴きながら勉強する人はよくいますよね。

 

最初は、歌を口ずさみながら勉強していても、本当に集中し始めると、いくら好きな音楽と言っても、ほぼ聞こえなくなるかと思います。

これと似ています。
また、適度な雑音は物事に集中できるという科学的な結論も発表されています。

 

静かすぎる環境は逆に集中できない

静かすぎる環境だと逆に集中力が発揮できないという研究結果があります。なぜかというと、人間は無音空間だと無意識的に音を探してしまう生き物だからです。

自習室は静かで勉強にはうってつけの環境とおもいきや、中にはイヤフォンをつけている人もいます。そういった人は、無音がかえって集中を妨げている可能性があります。

 

雑音同士が消し合うマスキング効果

また、マスキング効果も様々な音、いわば雑音が集中力を高めてくれるのに関係していると言えるでしょう。

おとが言った電車の社内のアナウンスが、地下に入って、聞こえ難くなったのは、電車の中の騒音レベルが高くなったからで、これも、マスキング現象といえるね。この現象は、人間の耳の構造に深い関わりがあるんだけど、2つの特徴があるんだよ。

身の回りには、キーンとした高い音やドーンという低い音まで、いろんな高さの音が存在しているけど、一つめの特徴は、その音の周波数、すなわち音の高低に関係するマスキングの現象なんだ。

ある高さの音があって、それより少し低い音があると、そのちょと低い音によって、もう一方の高い音の方が聞こえにくくなるんだよ。2つの音の高さが離れるとまた両方の音がきこえるようになるんだ。2つの音の大きさにもよるけどね。

引用元:https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/nakaniwa/keisoku/masking1.htm

 

上記のように、同程度の音量だけど、高さ、すなわち周波数が異なる音同士が打ち消しあって、音が適度にマスキングされている、聞こえにくくなっているという可能性も考えられます。

例えば、外で車が走る低い音と、女性同士の話し声などが打ち消しあうということですね。

これは、カフェに限った話ではなく、ファミレスなどでも適用されるといえるでしょう。

 

お金を払うとモチベーションが上がる

カフェに入店したら、コーヒーや軽食などを必ずひとつは頼むのがルールです。ですので、ただ勉強するだけでも、お金が発生していることになります。

「お金を払った分、頑張って勉強しよう」という意識が、モチベーションを圧倒的に高めてくれます。

 

誘惑がほとんどない

家で勉強した場合、ゲームや見たい漫画が近くに置いてあることもしばしばあるので、勉強になかなか身が入らないなんてことも。

しかし、カフェにはテーブルには参考書、飲み物ぐらいで他には何も誘惑と言えるものがありません。強いて言うならスマホですが、電源をオフにすれば、完全に集中できる環境が出来上がります。

と言っても「スマホだけは…」という人も中には、いるかと。

 

しかし、スマホについ夢中になってしまう時、ありますよね。ここはカフェです。

 

周りの人が参考書を広げつつペンを動かさず、スマホに夢中になっている人を見たらどう思うでしょうか。

なんとなく、いい気分にはなりませんよね。
ですので、周りの人の目も気にすることでさらに勉強効率は高まるはずです。

 

リラックスして勉強に臨める

カフェではコーヒーや温かい紅茶なども楽しむことができるため、非常にリラックスして勉強に望むことができます。
テスト前の追い込みで疲れた時に、気分転換でくるとますます捗るかもしれません。

ただし、カフェは自宅はもちろん、図書館などよりも圧倒的に心地よい空間になっているため、眠気に襲われることもあるでしょう。

寝てしまうと、勉強がストップしてしまうのでその点は注意が必要です。

 

カフェで勉強する時の注意点

上記の通り、カフェで勉強するメリットはわかりました。
「よし、それならカフェで勉強するぞ」と思ったあなたに注意です。

カフェはそもそも、勉強する場ではなく、くつろぐスペースです。
ですので、勉強をする際は周りの人に気を配ることを忘れてはいけません。

そこで、カフェで勉強する際の注意点をお話ししていきたいと思います

 

混雑時は避ける

当たり前かもしれませんが、カフェはそもそも勉強オンリーのスペースではないので、お店の混雑時は避けましょう。

さらに言うと、昼時や夕方など徐々に混み始めてきたなと思ったら、自分の良いタイミングで席をはずすといいかと思います。

ですので、逆に言うと9時〜12時14時〜17時ぐらいがすいているので、その時間に勉強するのが他の人を考えた行動といえるでしょう。

 

決められた滞在時間以上居座らない

カフェの中には、滞在時間が決まっているお店もあります。

筆者が利用している某カフェ(ファミレス)は5時間まで、とレシートに書いてあります。

ですので、決められた滞在時間はあるのかどうかは確認すると良いでしょう。

加えると、このいわばタイムリミットには締め切り効果があるので、

 

普段よりも集中力アップ繋がりやすいので効率よく勉強を進められることと思います。

 

勉強不可ではないことを確認する

そもそも勉強してはいけないカフェもあります。
例えば、地方にあるカフェなど、人が一極集中する場所です。

多くの人が流動的に使う場所で、一人がずっと席を独占してしまうと、
当たり前ですが、そのスペースを使いたいお客さんは利用することができません。

さらに、昼時などお店の売り上げにも影響する場合もあります。
店員さんが新人だった場合、なかなか注意ができないことも。

「使わせてもらっている」という自覚をもって最大限の配慮を心がけるのが大事です。

 

自分のお気に入りのカフェを見つけよう

カフェは「第二の勉強スペース」とも言えます。

勉強で行き詰まった時、
少し受験勉強の手を休めたい時、
友人とリラックスしながら作業がしたい時

気分転換の場所として利用できます。

その上、普段いる環境とは違うので、よりクリエイティブな発想が生まれることも。
小説家が話の展開に詰まった時に場所を変えたり、電車に揺られたりするのはこのためです。

また、何かトラブルがあった時「あ、ここにいけばなんとかなるかも」という場所がパッと思い浮かぶのは心理的にも安心できます。

お気に入りのカフェを見つけることは将来的に、あらゆる不安を解消してくれる可能性が高いので、
第二の勉強スペースとして色々探してみると良いでしょう。

 

まとめ

以上の通りカフェで勉強するメリットは数多くあります。
しかし、元をたどれば飲食店であるため注意点もあるのが実際です。

カフェを利用する人全員が気持ちよく使えるよう、最低限の配慮を忘れず、効率的な勉強を目指しましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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