無駄を省いて大きな成果を!勉強の効果を高めたいときのコツ8選!

環境

当記事では、勉強の効率を上げるために必要な集中力やモチベーションを高める方法をまとめていきます。勉強のスタイルと環境整備についてそれぞれ4つのコツをご紹介しますので、ぜひお試しください。

勉強のスタイルについて

勉強のスタイルを作ることは集中力やモチベーションを高めるのに重要な要素です。この項目では勉強のスタイルについてまとめていきます。

一気に進めようとしない

問題集などを一気に終わらせようとしてかなり強引な計画を立てる場合がありますが、とても効率が悪い方法です。記憶するには何度も繰り返すことが大切で、どんなに勉強のできる人でも最初は反復して覚えます。

それが慣れると、当初と比べて少ない反復回数で覚えられるようになります。

そのため、パート毎に分けて最低でも2~3回同じ問題を解いたり、覚えたりするような工夫が必要です。また、立て続けに同じ分野を解くのではなく、数日〜数週間の間隔を空けて再度解いてください。

記憶には反復は大事ですが、覚えたものを忘れそうなタイミングで再度解き直したり覚え直したりすると、記憶の定着が強固になりやすいです。そして高い習熟度の目安は、解き方も答えも誰かに説明できるレベルです。

ぜひこちらを目安になさってください。

暗記をする

暗記と聞くと力技な一面を感じますし、抵抗がある方も多いと思います。

例えば英単語の場合ですと接頭語や接尾語を暗記しておけると、初見の英単語でもある程度の推測が可能になります。また、数学や物理などの理系科目でも基本的な問題や初めて見る問題の解法は、何度か書いて暗記できると同様の問題で流用できることがあります。

そしてこの時重要なことは、公式を暗記することではなく、問題の解き方そのものを暗記しようとすることです。

過去問を解いていると「この問題、以前解いたものと似ているな」と気づくことがあります。このことから、過去に出題された問題の一部改めたものが、再び出題されている可能性を示唆しています。

つまり、過去に出題された問題を1つのパターンとして記憶できるようになれば、それに類する問題は解き易くなることを意味します。

そして、公式を1つ1つ覚えることも重要ですが、その公式が問題中でどのように使われているのかまで暗記できると他の問題でも応用できるので、挑戦してみてください。

アウトプットをしっかり行う

人間は本を読むだけでは知識が定着しない場合が多いです。人間は機械ではありませんし、覚えることより忘れることの方が得意な生き物ですので当然です。

むしろ私としては、記憶が良すぎると嫌な過去すらも覚えたままになってしまうだろうから、忘れっぽいことはとても大切なことだとさえ思っています。ちなみに私の得意技は記憶喪失です笑

さて、忘れることが得意な私は勉強において、状況に応じて3つの対策を講じました。

  1. 問題を解く
  2. 音読する
  3. 誰かに説明する(教える)
当然、最も多くこなしたのは「問題を解く」でしたが、個人的には飽きてしまいやすかったです。そのため別の方法でアウトプットをする方法として音読したり、誰かに説明したり教えることで代替していました。

どのような方法であれ何度も知識の出し入れをすることで、それを長期記憶として脳内に定着させやすくなります。そのためには教科書や参考書に線を引っぱったり単語帳を作ったりするだけでは不十分であり、知識のピストンさせることが重要なのです。

アウトプットに関してはこちらの記事もご参照ください。

勉強の質と効率を上げる2つのアウトプット方法!

間違えた問題は必ず解き直す

どんなに勉強のできる人でも、勉強中は必ず間違います。ただ一見すると効率が悪いかもしれませんが、どんな問題であっても間違えた問題は解き直してください。絶対にそのままにしたらアカンです。

例え計算ミスによる間違いであっても計算のミスしやすいクセを見つけたり、ちょっとした書き間違いでも実は他の問題に影響するような悪い習慣だったということもあります。

私の場合、字が汚くて「0」と「6」の区別が曖昧になっていたことが過去にありました笑

軽微なミスでも「このくらいのミスなら、まあええか」とせずに、間違えた問題はどんな内容でも解き直すことを心がけてください。

環境整備について

ここでは、勉強をする上での環境整備について説明していきます。勉強をするには環境が重要です。特に勉強をたくさんすることに慣れていない場合は重要度が増す分野です。

スマホやマンガ、パソコンなどをしまう

勉強の邪魔になるのが大概この3つです。他の人に聞きたいことがある、あるいは何となくSNSやネットの情報が気になりスマホを取り出したくなります。

また、気分転換という大義名分でマンガも読みたくなりますし、分からないことを調べようとパソコンを使い出すも魔が差してYouTubeを観てしまい、気づけば夜になっていたということもあります。

そんな時は、それらを別の部屋に置いたり自分の目の届かないところに隠してください。もし分からないことがあったら、メモしておくことで後で調べられますし、そこは飛ばしてしまうというのが手です。

ちなみに私はその昔、勉強の邪魔になるパソコンを鎖で縛って南京錠でロックし、その鍵を空き缶のゴミと一緒に捨てるという、常軌を逸した行動を取ったことがありました笑

また、分からないことは解説を読んだり教科書・参考書で調べたりして、それでも分からないことはメモに残しておいて翌日に先生に聞いて私は解決してました。

小さな紙きれを置く

付箋や小さなメモ用紙(捨てても良いような適当な紙)を机のスミに置いておきましょう。勉強中に勉強とは無関係のやりたいことが出てきたら、それを書き込むためです。

例えばゲームをしたくなったり掃除をしたくなったら、それをメモ用紙に具体的に書き込みます(ex:スマブラやりたい、冷蔵庫の下の埃が気になるから掃除したい)。

これは些細な工夫ですが、書いておいたものを取っておき、勉強が終わったらそれを実行する習慣を確立できると集中力が増します。

着替える

今の環境をより勉強向けにすることも大事ですが、勉強する前に着替えるという手もあります。例えば制服から私服、パジャマなどの部屋着です。そうすることでモチベーションが上がったり、やる気が起こりやすくなります。

なお、私はパーカーを着てフードを被ると集中できます笑

座布団を置く

机の近くに座布団を置いてください。これは眠くなった時用の対策で、勉強中どうしても眠くなったらキッチンタイマーなどで5~15分ほどセットして寝ます。

眠いまま机に向かっても生産性は低くなる一方なので、眠くなったら寝てください。睡眠大事です。ただ、布団には入らないことがミソです。

起きるとかなり頭がリセットされ、勉強が捗りやすくなります。実際に眠ろうとしなくても、横になって目を閉じて何も考えないでいるだけで頭の中はスッキリしますので、お試しください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
ちょこちょこ出てきた私の過去の実体験を含め、ご参考になりますと幸いです。

また、こちらの記事でも効率的な勉強方法について解説をしています。

効率のよい暗記を目指す!右脳を使った暗記テクニック

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