TOEICや英検などの資格試験のために、ほとんどの人が必要になってくるのが英単語の勉強です。どれだけ文法をしっかりと押さえていたとしても、知らない英単語ばかりの問題は解く事が出来ません。
それだけ英単語は重要ではありますが、試験には長文読解やリスニング問題もあるため、そればかりに勉強時間を割く訳にはいきません。
そのため、この記事ではできるだけ効率のいい英単語の勉強方法を6つ紹介します。
目次
載っている英単語の意味や例文を頭の中でイメージする
英単語帳で勉強するときには、その英単語のスペルや意味だけを覚えるのではなく、頭でイメージするようにしましょう。
例えば「purchase」は「購入する」という意味の英単語ですが、それを覚えるだけでなく、頭の中で自分が何か商品を買っているイメージを浮かべます。
テキストだけで覚えるのではなくイメージも合わせて覚える事で、それだけ記憶に定着しやすくなります。
逆に言えば、既に覚えている英単語は意味と同時にイメージも思い浮かぶのではないでしょうか。ほとんどの英単語帳に例文も合わせて載っているでしょうから、その内容のイメージを思い浮かべながら覚えるというのもおすすめです。
発音を意識して音読する
状況が許すのであれば、英単語帳のテキストを黙読するのではなく、声に出しながら読んでみましょう。
インプットよりもアウトプットをした方が内容が定着しやすいとよく言われていますが、音読はそのアウトプットの作業になりますので勉強法として効果的です。
音読は、
- 英単語を目で見る
- 英単語を声に出す
- 自分が声に出した英単語を耳で聞く
といった流れになります。黙読よりも処理する情報が多くなり、それだけ記憶に定着しやすくなります。
また音読する際は自己流の読み方をするのではなく、発音やアクセントの位置を意識するようにしましょう。発音やアクセントに気を付けながら音読する事でリスニング対策にもなるので、ぜひ試してみてください。
頭の中で自分で例文を作ってみる
これも音読と同じようにアウトプットの作業になるのですが、頭の中でその英単語を使った例文を作ってみるという勉強法です。実際の試験の際にも自分で文章を考える問題が出てきますが、その予行演習にもなります。
ですが全部の英単語で難しい例文を作っていてはそれだけ時間がかかってしまい、量をカバーできなくなります。そのため頭の中で作る例文は簡単な内容で構いません。
「正確な、的確な」を意味する「accurate」を例とすると「She is an accurate person.」「彼女は正確な人です」のように、すぐに作れるような例文にしましょう。
基本的に英単語の勉強はインプットして終わりなのではなく、アウトプットもセットとして考えるようにしましょう。そのアウトプットの勉強法として音読や例文の作成を実践してみてください。
英単語と意味を読み上げて録音する
スマホの録音アプリを使って、自分の声で英単語を録音するという勉強法もあります。英単語とその意味、自分で考えた例文も録音するといいでしょう。空いた時間には、その録音を聞きながら過ごすと内容を覚えやすくなります。
最初は自分の声に違和感を感じる場合もあるでしょうが、続けていれば段々と慣れてきます。
録音をする際にはできるだけ発音に気を付けながら読み上げるようにしましょう。
英単語は何度か復習して覚える
上記で紹介した勉強法を使ったとしても、英単語帳を1周しただけですべての英単語を覚えられたという人は少ないでしょう。基本的には何度か復習しながら覚えていく事になるのですが、それではその復習の周期はどれくらいがいいのでしょうか。
人によって復習の周期は違うかもしれないのですが、この記事では
- 翌日 or 翌々日
- 一週間後
- 一ヶ月後
の周期での復習をおすすめします。今までの体感として、このくらい日数が経ってしまうと内容を忘れがちだという人もいるのではないでしょうか。
英単語帳を最後まで終わらせてから一周を繰り返すのではなく、上記で紹介した日数ごとに戻りながらの勉強法を実践してみてください。
また復習に最適なタイミングについての詳細は下記の記事で説明しています。
復習時に覚えていなかった英単語は別に単語カードを作るのもおすすめ
復習をした時に覚えていなかった英単語は、別に単語カードを作るというのもおすすめです。英単語とその意味、合わせて自分で考えた例文を記載するといいでしょう。単語カードだとあまりたくさんの情報を記載する事は出来ないので、英単語復習用にノートを作ってもいいでしょう。
その単語カードやノートを作るだけでも、アウトプットの作業となるため記憶に定着しやすくなります。作業的にこなすのではなく、覚えようとしながら作ってみてください。
まとめ
おすすめの英単語の勉強法6選を再度紹介します。
- 載っている英単語の意味や例文を頭の中でイメージする
- 発音を意識して音読する
- 頭の中で自分で例文を作ってみる
- 英単語と意味を読み上げて録音する
- 英単語は何度か復習して覚える
- 復習時に覚えていなかった英単語は別に単語カードを作るのもおすすめ
英語の資格試験の勉強内容として基礎となってくる英単語。ですが目標のレベルが高くなるにつれて覚えないといけない英単語の量は増えますし、他の問題の対策のために時間を割く必要も出てくるでしょう。
効率よく英単語の勉強をするためにも、この記事で紹介した勉強法を試してみてください。
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