【日常生活を効率的な学習空間へ!】今すぐできる「記憶」スキル5選

考える

時間をかけて「考える」作業とは違って、「覚える」作業はサクサクと済ませたい!

…とは思いつつも、今すぐその場で始められる効率の良い記憶方法はなかなか思い浮かばないでしょう。

本記事では今すぐできる「記憶」スキルを5つに厳選して紹介いたします。

「記憶」スキル①:紙を壁面に傾けて貼る

トイレや洗面所、ドアなどの壁に覚えたい物事が書かれた紙を貼る方もいらっしゃるのではないでしょうか。

用を足しているときや歯を磨いているとき、靴を履いているときなど、動けない時間を効率に利用しようというアイデアですね。

確かにこれらの場所に貼ると、より多くの機会で紙を目にするようになります。

何もしない場合と比べると、映像記憶しやすくなることでしょう。

しかし、この方法だと覚えきるまでに時間がかかりますし、モヤモヤとしか頭の中に入ってきません。

そこで、極めてシンプルな一工夫を追加してみましょう。

覚えたい物事が書かれた紙を傾けて貼るのです!

人間は異質な存在に注目して覚えてしまう生き物

男性のグループの中に女性が1人いると、その女性がどのような立ち位置なのか見てしまいませんか?

「紅一点」という言葉が特別に存在するほどです。

身体つきの良いラグビー代表選手の中に小柄な選手が1人いると、テレビではすぐさま取り上げられることでしょう。

2019年ラグビーW杯で優勝した南アフリカ共和国代表にもコルビという小柄な選手がいて、注目を浴びました。

では、綺麗に整理整頓された自宅の壁面に、1枚だけ斜めに傾いて貼られた紙があるとどう思うでしょうか?

どうしても注目してしまい、より確実にその映像が脳内に入ってくるのです。

「不快感」というネガティブアプローチで記憶する!

異質な存在というのは、大きく分けて2種類。

1つ目は「素晴らしさ」を感じるポジティブな存在、2つ目は「不快感」を感じるネガティブな存在です。

この2つ目の「不快感」を逆手にとって記憶の質を高めようということです。

覚えたい物事が書かれた紙の存在を際立たせるために、傾けた紙以外の環境は整理整頓された綺麗な状態にしておいてくださいね!

「記憶」スキル②:スマホの暗証番号やアプリのログインパスワードに設定する

1日の間でスマホを10回以上触らないという方は、もはや0に近い世の中なのではないでしょうか。

スマホやアプリの起動時にはパスワード(パスコード)が必要であるものもあります。

「自分の指で入力する」という行為は、「自分の手で書く」という行為と同じくらい記憶の定着に効果があります。

よって、覚えたい物事をパスワードに設定してしまいましょう。

パスワードの具体例

数字と語句、それぞれのパスワード例を1つずつ紹介いたしましょう。

パスワードを「1573」とすれば、織田信長が室町15代将軍足利義明を追放したのが1573年だと覚えられます。

テクニック①:4桁パスワードで3桁の年代を覚える場合は最初、または最後に0を入れます。

例…平安京であれば「0794」または「7940」

テクニック②:8桁パスワードの場合は4桁の数字を2つ連続して入れます。

例…承久の乱と応仁の乱であれば「12211467」

パスワードを「DnaHisutonNukureosomu」とすれば、DNAとヒストンでヌクレオソームができると覚えられます。

ポイント①:各単語の頭文字だけを大文字にすると分かりやすくなります。

例…DNAであれば「DNA」ではなく「Dna」

ポイント②:語句はローマ字表記にすることで迷うことが減ります。

例…ホメオスタシス(恒常性)であれば「Homeostasis」ではなく「Homeosutashisu」

忘れた時のため、財布の中にカンニングペーパーを入れよう

「覚えきった」と思ったらパスワードはどんどん次の覚えたい物事に変えていきましょう。

ここで「もしパスワードを忘れてしまったらどうしよう」と心配なされるかもしれません。

忘れた時のため、常に手元にあるであろう財布の中に、パスワードが書かれた紙を入れておきましょう。

「記憶」スキル③:LINEのプロフィール名や一言メッセージに記載する

モデルさんが美しさをキープできる秘訣は「他人に見られ続ける」ことです。

引退後のモデルさんの見た目が豹変していることもあるのは、人に見られなくなり気が緩むことが原因であることもしばしば。

見られるからには評価される、そして評価されるからには良いものを見せよう…。

このように、アウトプットして他人に公表するものは自然とクオリティーが上がるのです。

そこで、LINEの一言メッセージに覚えたい物事を書いてみましょう。

もっと大胆に攻めるのであれば、プロフィール名に覚えたい物事を書きましょう。

プロフィール名の変更例

仮にLINEのプロフィール名を「geek」としましょう。

もし「白村江の戦い」を覚えたいのであれば次のように設定するのです。

「geek@白村江

すると、自分自身もLINEを開く度にキーワードを目にすることになります。

会話がきっかけで理解が深まることも

もし友人や知人がプロフィールの変化に気づいたらどうなるでしょうか。

場合によっては、興味を示して会話を持ちかけてくるかもしれません。

「プロフィールのアレってどういうこと?」といった具合です。

よって、いつでも知識や経緯を説明できるようにしておきましょう。

この「説明する」ときに用いる言葉を考え、実際に話すことで、記憶はより一層定着することでしょう。

もしかすると、関連した新しい知識を相手が教えてくれるかもしれませんよ。

「記憶」スキル④:家の中、または家の近所の奇抜な場所で覚える

「小学校の教室で友達と何を喋ったか覚えてる?」

こう問われると、抽象的な返答しかできないのではないでしょうか。

返事に困る理由は、教室で喋った内容が多すぎるからです。

では「校門の近くで何をして遊んだか覚えてる?」と問われるとどうでしょう。

「縄跳びをしていたかな」などと、具体的に答えられるかもしれません。

身に覚えのない方は「そもそも校門付近で遊んでいないよ」と言えるはず。

このように、あまり日常的でない空間での思い出は、詳細に記憶に残りやすいのです。

つまり、奇抜な場所で勉強すると、場所と共に内容を覚えられるのです。

奇抜な場所の例

例えば、16世紀の出来事を勉強するのであれば、下から16段目の階段に座って勉強してみると記憶に残りやすいのでしょう。

タンパク質の構造について勉強するのであれば、肉が多いところ、すなわち冷蔵庫の前で勉強するのも面白いですね。

16段目で16の勉強!肉の近くで肉の勉強!

このように事柄と場所を無理やり繋げてみると記憶に残りやすくなります。

場所を変えることで気分転換にもなり、長続きする勉強方法になりますよ。

「記憶」スキル⑤:タイマーで制限時間を決めて書きまくる

簡単で成果が出やすいのに、意外と実践している方が少ない方法がコチラ。

例えば、5個の英単語を覚えるとしましょう。

この場合、スマホのタイマーを3分に設定して始動します。

そして3分間でひらすら英単語を書きまくるのです。

人は制限時間が迫るほど、頭や手の動く速度が上昇し、効率が上がります

提出期限が明日である宿題を、焦りながらも急いで捌くときは、とてもスムーズに作業が終わりませんか?

どんな作業でも時間を決めて、焦りが常にある環境をつくってみましょう。

逆に目標達成までの時間を決めないと、ダラダラと非効率的に覚えることに…。

結果的に記憶の定着が疎かになるのです。

ここで、制限時間を決めるときの注意点を2つ紹介いたしましょう。

注意点①:どれだけ長くても5分まで

人間の短期集中力には限界があります。

15の倍数、特に45分が集中できる適量といわれますが、「特に集中する時間」ともなれば、より短いのです。

45分の長距離走ではなく、5分の短距離走でサクサク覚えていきましょう。

注意点②:どれだけ多くても7個まで

心理学で「マジカルナンバー7±2」というものがあります。

人間が短気記憶できる量はせいぜい7個前後だというものです。

よって、10個や20個をまとめて覚えようとすれば定着が薄くなります。

3個、5個、7個程度を1セットにして覚えていきましょう。

「ライフハック」の準備はとても簡単!

いかがでしたか?

どんな社会に属していても「覚える」作業は必ずついてきます。

効率的に情報処理して記憶する術を指す「ライフハック」という言葉をご存知でしょうか。

本記事で紹介させていただきました「ライフハック」はいつでも誰でも始められる代物です。

しかし誰もができるからこそ、誰もやらないテクニックでもあるのです。

ぜひ今すぐ始めて、ライバル達に差をつけましょう!

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