目標達成のための隙間時間勉強法

スキマ時間

忙しくて全然勉強時間を確保できない。。
社会人になってから忙しくて読書の習慣がなくなってしまった。。

こんな悩みを抱えている皆さん、隙間時間を時間を活用するテクニックをご存知でしょうか?

隙間時間を活用することで、今まで無駄にしていた時間を価値の高い自己投資にできるかもしれません!

隙間時間とは?

隙間時間というものがあります。これは物事の合間にある僅かな時間のことです。

日常生活では信号が青になるまでの間や病院などでの診察やお会計までの間、カップラーメンが食べ頃になるまでの間などが該当すると思います。
会社にお勤めの方であれば通勤のタイミングが真っ先に浮かびますね。

皆さんはこの隙間時間をどのようにしてお過ごしでしょうか?

ちなみに私は普段ですとSNSの投稿を見て過ごしてしまいます(笑)
ただ、受験を控えていたり、何らかの資格を取ると決めたりした時は、これらの時間を勉強に充ててきました。

社会人になると1日の大半を仕事に割かれるので、いざ勉強するぞと決めてもなかなかどうしてまとまった時間を確保するのは難しいです。

付き合いでゴルフに行ったり飲みに行ったり、たまの休みくらいゆっくりしていたいし、プライベートを充実させたいし…
といった具合に、勉強時間の確保は後に回しされやすいし、そもそも時間がないという建前で後回しにしやすくもあります。

今回は、日々のご多忙の中、どうにかして勉強時間を確保されたい方に向けて、隙間時間勉強法と題してその方法についてご紹介して参ります。

隙間時間勉強法

前項の冒頭で隙間時間についてのご説明を差し上げました通り、隙間時間とは物事の合間にある僅かな時間のことです。

時間にして数十秒〜十数分ですので、それを例えば数学や物理の問題をいくつも解くのに使うのは不向きであろうと思います。
隙間時間の活用に向いているのは既存の知識を定着させることです。

例えば隙間時間に参考書を読む場合、
出てくる重要なキーワードを知っているか or 知らないかを切り分ける作業だけでも十分です。
知っている/知らないということを知れたことが学習になるからです。

彼を知り己を知れば百戦危うからず、
自分を正しく認識することほど大きな学びはありません。

その切り分け作業をしながら、知っているキーワードであればその意味や用法などを脳内で説明してみてください。
口頭で説明したり紙に書いたり明確なアウトプットができることがベストですが、隙間時間が毎度そのようにできる環境とも限りませんので、脳内でご説明できればOKとなさってください。

一方で、知っているキーワードだったけれど上手に言語化できなかったり、知らないキーワードに出会ったりされた場合は、その場で覚えようとしましょう。
その場で覚えようとすることがキモです

とは言え、なかなかすぐに覚えることは難しいでしょう。
じゃあどうすればよいのか、、これは何度も繰り返すことに尽きます。

より具体的にいうと、すぐに覚えられないことや忘れてしまいそうなことは、
毎日何度も発生する隙間時間を使って何度も何度もインプットやアウトプットを繰り返して記憶を定着させていきます。

最初の内は覚えたことを忘れてしまっても
「あ、これ前にも出てきたワードだわ」や「前回これ覚えたんだけど何だっけなー、、」
といった、気軽い感じで全然OKです。これを何回も繰り返していくと、いつの間にか覚えていることが増えてきて楽しくなります。

覚えようという姿勢や意気込みがないままひたすらテキストを眺めているだけではだめです。
あるいは「もう覚えたし繰り返さなくても大丈夫っしょ!」と天狗になったりすると、こいつの間にか忘れていることが増えてくるので定期的に繰り返すようにすると良いでしょう。

勉強時間は短くていい

「勉強は1時間位続けてやりたい!」「もっと長い時間かけないと勉強の意味がない!」
さて、以上のような隙間時間を活用する方法に触れて、この様に思う方も多いのではないでしょうか。

結論から言って、勉強時間は短くても全く問題なく、むしろ無理に1時間も勉強を続けると非効率であることがわかっています。

なぜなら、人の集中力は15分しか継続できないから。

下記で說明していますが、勉強するぞ!と気合を入れて長時間勉強するより、
15分の勉強を何度も繰り返すほうが圧倒的に効率がいいのです!

集中力が続く時間は?集中して勉強するための上手な休憩方法

記憶について

僅かな時間だからこそ発揮できる瞬間的な記憶力というものが、元々人間には備わっています。
これをワーキングメモリーといい、極短期間な記憶のことを指します。

その場で言われたことを復唱したり、一時的に一定量の情報を覚える時に使う記憶のことで、身近な例を挙げるなら伝言ゲームで使われるような脳の領域です。
その場では覚えていられるけど、数分後には忘れているような状況は多くの方がご経験されているかと思います。

記憶はおおまかに

ワーキングメモリー  →  短期記憶  →  長期記憶

というフローで脳内に定着されていきます。

知識が長期記憶として定着するとなかなか忘れにくくなりますし、短期記憶に留まると数時間〜数日で知識は忘却の彼方へ消え去ってしまいます。

あくまでイメージに過ぎませんが、脳内にはワーキングメモリー、短期記憶、長期記憶の3種類の箱があります。

重要なのは、いかに新しい知識を長期記憶として定着させられるか、ということです。
その王道的な解決方法は繰り返しであり、その繰り返しを隙間時間に行うことが隙間時間勉強法なのです。

まとめ

日々の忙しさの中にありながら、それでも勉強を通してご自身をブラッシュアップされる方々にお届けできればと思い、この度本記事を執筆致しました。

筆不精ではありますが、本記事でご紹介した隙間時間勉強法が皆さんのお役に立ちますと幸いです。

最後に、記憶についてまとめた記事をご紹介しますので、ぜひご参考になさってください。

記憶のメカニズムから考える暗記の秘訣!エピソード記憶のススメ

【脱・覚えられない!】勉強における正しい記憶のコツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です