短時間で勉強効率アップ!試験対策に必要な暗記テクニック

記憶

勉強の効率を高める上で、最も良いのはもちろん覚える対象の仕組みや内容まで理解していくことなのですが、
多くの資格予備校などではテクニックを駆使した合格方法を編み出し、それを教えることで合格者を量産しています。

覚えることのコストを低減させるには気合や時間ではなく、テクニックが重要ということですね。

この記事ではそういったテクニックを紹介してきます。

短期学習に最適なリハーサル

資格試験などで暗記科目が課されることはよくありますが、皆さんはどのような方法で暗記をしていますか。

多くの方はひたすら紙に書いたり、何度も音読したり、テキストを読み込んだりするのではないでしょうか。

これは心理学的にはリハーサルと呼ばれる手法で、何度も同じ情報を繰り返し記銘する(覚える)ことで短期記憶から長期記憶へ情報を送り込む意味があります。

一夜漬けの場合など、試験日まで時間が少ない場合はこの方法でも乗り切れる部分はあるかと思います
ただし、例えば税理士や弁護士といった難関資格を受験する場合はリハーサルだけでは到底合格できません。

覚える内容が多ければ多いほどリハーサルの効果は薄まります

社会人であれば特に何度も何度も同じ単語を繰り返し覚えるのは非効率的で時間がかかるため、お勧めできません。

ではこのテクニック、どのように考えれば良いのかというと、やはり暗記とは記憶に直結している部分ですから、記憶について多少の理解をしておくべきです。
その上で、記憶の仕組みを逆手に取るようにしてテクニックを編み出すのが得策でしょう。

初頭効果や親近効果を利用した暗記法

例えば中小企業診断士という難関資格を教える大手の資格予備校では、暗記すべき科目を一番最後に持ってきて教えています。
これは記憶のシステムを逆手に取ったカリキュラムです。

記憶には初頭効果親近効果という2つの心理作用があります。

初頭効果とは、ある複数の事柄を一気に覚える時、初めに提示されたものほど覚えやすいという事象を指します。
逆に親近効果とは、ある複数の事柄を一気に覚える時、最後に提示されたものほど覚えやすいという事象を指します。

初頭効果

ある複数の事柄を一気に覚える時、初めに提示されたものほど覚えやすいという事象

親近効果

親近効果とは、ある複数の事柄を一気に覚える時、最後に提示されたものほど覚えやすいという事象

このうち親近効果を逆手に取り、わざと暗記科目を最後に持ってくることで試験直前に暗記科目を終わらせ、記憶に残ったまま試験に挑ませようというカリキュラムを組んでいるのです。

小手先のテクニックではありますが、効果は大きいでしょう。
特に資格試験のようなペーパーテストでは、こうした手法を知っているか否かで結果が大きく左右されますので知っていて損はありません。

今回私がお伝えしたいテクニックはこの初頭効果、親近効果だけではありません。
もっと効果的で画期的な方法をご紹介致します。

何かと結びつけて記憶する

タイトルの通り、記憶は何かと結びつけることでより強固に残ります。

問題は何と結びつけるか、という点ですが、これは百人いれば百通りのパターンが生まれてくるでしょう。

メロディに結びつけて記憶する

例えば私は音楽が好きで、学生時代、テスト中もお気に入りの歌を脳内で歌い続けていました。

テストを一夜漬けで挑むことが何度かある中、幸いにも力技でどうにかできたのですが、ある時ふと考えました。

どうせテスト中に歌っているのなら、その歌の中にヒントを混ぜ込めば点数が上がるんじゃないか

この方法を思いついて舞い上がった私は、大好きな曲のメロディにあわせて無茶苦茶な歌詞を付けていきました。
その歌詞は、覚えるべき言葉や概念の頭文字など、テスト本番で思い出す必要のある情報のヒントになるモノ達です。

暇さえあればその手作りの歌詞カードを持って歌い続け、本番を迎えた私は驚くべき結果を手にします。
なんと歌にした部分について問われた問題を、全て埋めることができたのです!

返却を待つまでもなく、私は手応えがあったと確信していました。
いざ返ってきた結果を見て、その手応えが本物であったことを知りました。

勉強した時間も量もこれまでと比較すると少ないのに、これまでよりも良い点数を取れたのです。

そのことがあってから、私は覚えなければならないことを歌詞にして覚えるようにしました。
幸い、地球上からメロディが消えることはありません。

私の聴力が続く限りこの方法は力を貸してくれるでしょう。

落書きに結びつけて記憶する

教科書の偉人の絵に落書きしたことはありませんか?
実はあの落書きこそ、私が紹介した勉強法の最たる例なのです。

自分で「面白おかしく」手を加えることで、その記憶が自分のものになります。
あなたが生み出した情報は、忘れたくても忘れられない記憶になります。

極論、カンニングできれば試験なんて怖くありません。
つまり脳内にカンニングペーパーを作ればよいのです。

また脳は言葉の羅列だけではなく、イメージや音楽、感情などを扱うことができる素晴らしいCPUなので、わざわざテキストファイルで勝負する必要はありません。
あなたの興味がある形に変換して、どんどんカンニングペーパーを作っていきましょう。

勉強法とは、言い方がキレイなだけで、結局はテストの場で思い出せる情報の詰め込み方法に過ぎません。
ノート提出が課されている学生時代ではないのですから、あなたの自由に、楽しんで情報を詰め込んでいきましょう。

その点で、私の「歌詞にしてしまう」という手法は素晴らしく私に適していました。
他にも、本当に絵にしてしまっても良いでしょうし、記号やロゴのようにして覚えてしまうのも良いでしょう。

例えば「きはじ」や「はじき」という算数の公式があります。

速さ、時間、距離のそれぞれの関係を示したものですが、私はあの「はじき」を忘れないようにするために、数学のテスト開始直後に解答用紙の余白にそれを書いてから問題を解いていました。

先生はカンニングとはみなしませんでしたし、多くのペーパーテストがそうであるように、試験中にどこに何を書いてもカンニングにはなりません。
無理やり頭文字を組み合わせたロゴを作って、それを開始直後に空いている部分に書いてしまうのも、恐らく反則にはならないでしょう。

そうした方法をたくさん編み出して、どんどん試験を楽にしていくことこそ、大人の勉強法と言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

記憶の仕組みから独自の勉強法を編み出すための方法をご紹介してきました。
暗記はやはり多大な苦痛を伴う、と考えている方が未だに多くいらっしゃいますが、本当に苦痛を伴う学習とは理論や理屈を勉強する時だと思います。

一定の範囲を覚えるだけで結果が出る暗記は、実は楽のできる範囲なのです。

当記事でご紹介した方法は、これから難関資格に挑まれる方にこそ実践して頂きたいので、是非参考になさってみてください。

 

こちらでも記憶についての記事をご覧いただけます。

記憶のメカニズムから考える暗記の秘訣!エピソード記憶のススメ

【脱・覚えられない!】勉強における正しい記憶のコツ

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